忌野清志郎、伝説のライブが豪華アーティスト共演で映画化!「ナニワ・サリバン・ショー」スクリーンに復活!
2009年にこの世を去った、ロック歌手の忌野清志郎さんが行った伝説のライブ「ナニワ・サリバン・ショー」が、忌野さん生誕60周年を記念して映画化されることになり、宮藤官九郎、斎藤和義、竹中直人、トータス松本、中村獅童、間寛平、松たか子など、忌野さんを愛する豪華出演陣が集結、再び夢の供宴を繰り広げることとなった。
「ナニワ・サリバン・ショー」は、大阪のラジオ局FM802主催により2001年に行われたライブイベント。その後2004年に「続 ナニワ・サリバン・ショー」、2006年に「新 ナニワ・サリバン・ショー」としていずれも大阪城ホールで開催された。忌野さんがホスト役を務め、30組にのぼるアーティストたちが参加。宮藤や斎藤、間など以外に、映画にも参加している、ゆず、矢野顕子、Chara、山崎まさよし、そしてCHABOこと仲井戸麗市らが夢の舞台を彩った。
そして、忌野さんが生きていれば60歳の還暦を迎えていたはずの今年「もう一度、キヨシローに会いたいぜ。キヨシローの歌う姿を見たいぜ」という思いをかかえた、忌野さんを心から愛する人々が、4回目の「ナニサリ」を開催するかのごとく集合した。現在も進行中の撮影では、参加アーティストたちが演技も披露しているとのこと。果たしてドキュメンタリー映画なのか、劇映画なのか? その全ぼうは明らかではないが、豪華キャストのパフォーマンスと、5.1chサラウンドで構成された貴重なライブ映像を組み合わせた、ユニークな音楽映画になるという。
一夜限りで行われたライブでありながら、これまでDVDはもちろん、音源化もされてこなかったという伝説のイベントが、生前の忌野さんの姿と共に映画館のスクリーンで楽しめる本作。監督・脚本・撮影・出演もろもろは、「大阪、音楽、そして忌野清志郎を愛するものたち」とクレジットされており、どこまでも清志郎愛にあふれた作品となりそう。奇跡のロックンロール映画として、日本の音楽史に残ることになるのは、間違いないだろう。(編集部・入倉功一)
映画『忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ~感度サイコー!!~』は11月26日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国公開