累計300万本人気ゲームが「.hack」がフル3DCGで映画化決定!桜庭ななみ、田中圭とアフレコ共演!
アニメ・マンガ・ゲームなどを展開しているプロジェクト「.hack(ドットハック)」の劇場用3Dアニメーション映画『ドットハック』の製作発表会見が23日に秋葉原UDXシアターで行われ、声優として登場した桜庭ななみ、田中圭、松坂桃李といった豪華な若手俳優陣が和気あいあいと撮影時のエピソードを語った。
田中とは今回が2回目の共演という桜庭は、アフレコにもリラックスして臨めたそうで「田中さんは以前共演していたので、緊張せずに楽しくできました」と笑顔で振り返る。するとこれに口をとがらせたのが、2人とは初共演となる松坂で「2人は共演していたので絆(きずな)があるじゃないですか。そこに見ず知らずの僕が飛び込んでいくのは緊張しました」と不安だったことを告白。それを聞いた桜庭は「松坂さんは初めて会った気がしませんでした。いとこにいそうな感じでしたね」と優しい? コメントをして皆を笑わせ、アフレコが和やかに進んだことをうかがわせた。
そして桜庭は、プロのアフレコ現場ならではのエピソードを披露する。マイクの性能が良く、小さな音も拾ってしまうため「おなかの音がどうにもできなかったです。監督に『聞こえてました?』って尋ねたら、バッチリ聞こえていましたって言われました」と、少々照れながらかわいらしいエピソードを明かす。また物語の舞台である13年後の未来にちなみ、「13年後は何をしていると思う?」と聞かれたキャストたちは、「お芝居を続けられていたらと思います(桜庭)」「この仕事を続けられていたらいいな(松坂)」と謙虚に答えた2人に対し、現場でも演じる役柄でもムードメーカーだったという田中だけは「まだ想像できませんが、相当いい俳優になっていると思います」とジョークを飛ばし、ここでも皆を盛り上げていた。
『ドットハック』は2002年の発売以来、累計300万本以上を販売した「.hack(ドットハック)」を原作にしたフル3DCGの長編アニメーション。虚構と現実の2つの世界を交差する、奇妙な人間関係を描いたアクション&ラブロマンスだ。9月3日に公開を控えた『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』に続いて、ゲーム会社である株式会社バンダイナムコゲームスが映画製作に進出したプロジェクトの第2弾となる。(肥沼和之)
映画『ドットハック』は2012年1月より全国公開予定