トシちゃんの長女・綾乃美花、父親関連の質問にはノーコメント!負けん気の強さを見せる!
田原俊彦の長女でミスマガジン2011準グランプリという経歴を持つタレントの綾乃美花が24日、スペースFS汐留で行われた映画『ハンナ』の試写会付きトークショーに登壇し、「黒木メイサさんのような女優になりたい」と初々しい笑顔で夢を語った。だが終了後の取材で父・田原俊彦に関連した質問が飛ぶと、「トシちゃんの娘として見られたくない」と言わんばかりに、ノーコメントを貫き、負けん気の強さを見せた。
現在17歳の綾乃は、本作の主人公であるシアーシャ・ローナンと同い年。「難しそうな役なのにすごく表現できているし、画面に存在しているだけで不思議な魅力を放っている。ああいう女優になりたいなって思いました」と大きな刺激を受けたことを明かし、「わたしも演技や歌やダンスなど幅広いことに挑戦して、何でもできる女優さんになりたい。目標にしているのは黒木メイサさんです」と今後の目標を口にした。満員の観客を前に、トーク中はやや緊張した様子の綾乃だったが、透明感のある初々しい笑顔は終始絶やさず、温かい拍手を集めていた。
そしてトークショー後に取材に応じた綾乃に飛ぶのは、やはり父・田原俊彦に関した質問。「今日はお父さんから何か言われた?」「芸能界でのアドバイスは?」などの質問に、「何も言われていないです」「特にないです」と言葉少なく答えていた綾乃だが、やがて唇が大きく描かれたマスクを取り出すと「秘密です」と父親関連の質問をシャットアウト。その後は映画や私生活に関しての質問に答えていた綾乃だったが、かつて田原俊彦が自らを「ビッグ」と発言したことと絡めて「ビッグになりたい?」と質問されると、やはりマスクを取り出してノーコメント。その姿からは、トシちゃんの娘ではなく、綾乃美花という一タレントとして見てほしいという、強い思いが表れていた。
映画『ハンナ』は幼少のころから父親に相手を殺すための手段しか教わらなかった16歳の少女ハンナと、彼女を追うCIA捜査官との追走劇を描く。『つぐない』で第80回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン主演のバイオレンス・アクション・ムービー。(肥沼和之)
映画『ハンナ』は8月27日より新宿ピカデリーほか全国公開