ラッセ・ハルストレム監督『親愛なるきみへ』で来日決定!ハリウッド大物の東京訪問は震災後初めて!
映画『ショコラ』『HACHI 約束の犬』などで知られる名匠ラッセ・ハルストレム監督が、最新映画『親愛なるきみへ』のプロモーションで来日することが明らかになった。3月の東日本大震災以降、東京へハリウッドの大物が来日するのは今回が初めてであり、ハルストレム監督自身が熱望したことから実現した。
ハルストレム監督にとって、今回はジョニー・デップ主演の映画『ギルバート・グレイプ』以来、2度目の来日プロモーション。「確か、1994年のことだったと思います」と振り返ったハルストレム監督は当時、同作でジョニデの弟役を好演したレオナルド・ディカプリオと共に来日をしており、大きな話題になった。今回は、8月24日に来日し、マスコミ取材を行う予定となっている。
震災後、予定されていたハリウッドスターの来日はことごとく中止になり、7月には『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のキャスト・スタッフが来日したものの、会見などは大阪で行われた。東京へアカデミー賞常連の大物が来日するのは今回が震災後初めてのことであり、それだけでも、「今だからこそ、この映画を観客にしっかり伝えたい」というハルストレム監督の思いがよく伝わってくる。
本作は、『ショコラ』『HACHI 約束の犬』など、人と人とつながりの温かみを感じさせる佳品を多く手掛けているハルストレム監督が、映画『きみに読む物語』のニコラス・スパークスの小説を原作に撮り上げた極上のラブストーリー。アメリカ同時多発テロを背景に、偶然出会った軍人の青年と女子大生の切ない恋の行方を描いている。主演は映画『G.I.ジョー』のチャニング・テイタムと映画『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド。2010年の全米公開当時、それまで数週間にわたって興収成績トップを守ってきた映画『アバター』の牙城を崩すスマッシュヒットを記録したことでも話題になった。(編集部・福田麗)
映画『親愛なるきみへ』は9月23日より新宿ピカデリーほか全国公開