板尾創路監督、レッドカーペットで大注目!赤い眼帯と白いタキシードで日本色を世界でアピール!-第35回モントリオール世界映画祭
18日(現地時間)、板尾創路の監督・脚本・主演第2作目となる映画『月光ノ仮面』が、カナダで開催されている、第35回モントリオール世界映画祭のフォーカス オン ワールドシネマ長編部門に出品され、現地入りした板尾創路監督が赤い眼帯と白いモーニングスーツ姿でレッドカーペットを歩き注目を集めた。
自身が作中で演じるキャラクターになぞらえ片目を赤い眼帯で被い、いまや映画舞台あいさつでのトレードマークともなっている白いモーニングスーツに身を包んだ板尾監督がレッドカーペットに登場すると、その配色と独特のスタイルに周りの視線はくぎ付け。板尾はレッドカーペットを歩いた感想について、「想像していたより静かなレッドカーペットでした(笑)。やっと来たな! モントリオール! って、実感してきました」とテンションも上がりぎみ。この個性的な衣装についても「白×赤って日本の日の丸色でもあるし、カナダ国旗の色でもあるじゃないですか。だからいいなって思って」とこの独特のスタイルも計算の上であることを明かした。
また、19日に同映画祭で映画『月光ノ仮面』は公式上映され、観客と板尾監督のティーチインも行われた。上映後観客からは矢のように質問が飛び、板尾監督も手ごたえを感じているようだった。「これならいける! っていう確信できるデータがないので、自身満々とは言いがたいですが、沢山の方に観ていただいて、いろんな質問をなげかけてくれるということは、皆さんにじっくり、楽しんでいただけたということだと思います。観客賞とれるとうれしいです」と賞に意欲もみせていた。次に参加したい映画祭はヴェネチア国際映画祭とのことで、監督として直実に前に進んでいる板尾監督の今後が楽しみだ。
映画『月光ノ仮面』は2012年1月14日より角川シネマ有楽町ほか全国公開