映画『シン・シティ』の続編企画、脚本は『ディパーテッド』のウィリアム・モナハン
2005年の映画『シン・シティ』の続編を企画している原作者のフランク・ミラーとロバート・ロドリゲス監督が、この映画の脚本に売れっ子脚本家のウィリアム・モナハンを起用することを決定した。
モナハンは、2006年の映画『ディパーテッド』をアカデミー賞に導いた脚本家。ゴールデングローブ賞では脚本賞にノミネートもされた。それ以降、多くの企画で声がかかっており、現在も、トム・クルーズ主演のSF映画『オブリヴィオン(原題)/Oblivion』や、マーティン・スコセッシ監督と組む1974年の映画『熱い賭け』のリメイク版などにかかわっている売れっ子だ。
ハリウッド・リポーター紙によると、原作者のミラーはすでに物語の草稿を仕上げ終わり、モナハンに渡しているという。続編の企画は、7月にロドリゲス監督がサンディエゴで開かれたコミ・コンで明らかにしたが、出演者などはまだ明らかとなっていない。しかし、ロドリゲス監督は同紙のインタビューのなかで、第1作で生き残ったキャラクターを演じた俳優たちは続編にも起用されるだろう、と語っている。第1作はハリウッドの豪華スターが大集合した作りだっただけに、続編も大いに期待したいところだ。(竹内エミコ)