土屋アンナ「仮面ライダーフォーゼ」主題歌決定！でも枯れ声が心配!?

　女優で歌手の土屋アンナが、9月4日より放映が開始されるテレビシリーズ「仮面ライダーフォーゼ」の主題歌を担当することになり、1日に六本木・ニコファーレで記者会見を行った。2人の息子を持つ母として主題歌を喜んで引き受けたことや、子どものころ「仮面ライダー」に抱いていた思い、またシリーズに出演する場合に自身が希望する役柄などをユーモラスに明かした。

　「仮面ライダーフォーゼ」は仮面ライダーシリーズ40周年という節目の作品で、高校生のヒーローが宇宙のパワーを使って戦うストーリーとなっている。土屋の歌を聴くと元気になれるイメージがあるとして番組サイドからオファーがあり、今回オープニングテーマを担当することが決定したという。

　この日、涼しげなリゾート風ワンピース姿で登場した土屋。「主題歌のオファーがあったとき、自分の息子が仮面ライダー好きなので、喜んでくれるんじゃないかと最初に思いましたね。40年間ずっと続いているシリーズの主題歌を、自分が歌わせてもらうのはありがたいことだし。『こんな枯れている声でいいの？』と思いましたが（笑）、すぐにやりたいと答えました」と自虐コメントを交えながら引き受けた理由を語った。

　自身も子どものころ、「仮面ライダー」シリーズを見ていたという土屋は、司会者から「当時、ライダーのアクションシーンにキュンとなりませんでしたか？」と聞かれると「ほれるというより、（自分も）戦いたいと思っていましたね」ときっぱり。「『あたしもこのアクションしたい！』って。たぶん男として生まれたほうが良かったかもしれない」と豪快に笑った。

　また、「もし『仮面ライダー』に出演するならどんな役がいいか？」と聞かれると「悪者ですね。この性格上、戦うものになっちゃうのかな。自分もヒーローの手伝いをする女の子役で出てみたいとは思うけど、この声なんでうまくやれない気がする（笑）。わたしはちょっとメイクをするだけで、こわい感じになるので（悪役で）いけると思います。でも、これで本当に悪役をやっちゃうと（息子から）『お母ちゃんこわい』って言われちゃうかな（笑）」とユーモラスに悪役希望であることを明かしていた。

　そして自身が歌う主題歌「Switch On!」については「元気な感じで、子どもたちの耳に絶対に残る歌。うちの下の子も言葉はまだわからないけど、ノリ重視で音を聞いている子なので、（聴いたら）ノッてくれそうな気がします！」としっかりPRしていた。

　「仮面ライダーフォーゼ」は仮面ライダー生誕40周年を記念し、シリーズでは初となる「宇宙」をモチーフに取り入れた作品。宇宙にあこがれる高校生たちが活躍する学園ドラマが展開する。（古河優）

「仮面ライダーフォーゼ」は9月4日（日）8時より放映開始
主題歌「Switch On!」は9月4日より着うた（R）配信スタート、CDは10月26日にエイベックス・エンタテインメントより発売（税込み：1,260円 / CDのみ）（税込み：1,890円 / CD+DVD）