イギリスで上映禁止のカルトホラー『ムカデ人間』続編が米で10月に限定劇場公開!
イギリス国内での上映のみならず、DVD発売までもが禁じられたことが話題となった、日本でも話題沸騰のカルトホラー映画『ムカデ人間』の続編が、アメリカでは10月7日から米の一部都市で限定公開されることがわかった。
現在1作目が公開中の日本でも、異例ともいえるヒットを記録している『ムカデ人間』。2作目となる『ザ・ヒューマン・センティピードII(原題)/ The Human Centipede II (Full Sequence)』は、イギリスで「主人公の妄想による性的暴力行為が過激的だ」という理由により、上映はもちろん、DVDリリースやオン・デ・マンド配信など一切の合法的な配給ができない措置が映像審査機関(BBFC)により取られ、早くも話題となっていた。
アメリカでは同作の北米での配給権を持つIFCフィルムスがDVDリリースを予定していたが、ホラー映画専門サイトShock Till You Dropなどによれば、前作同様、米の複数の都市で10月7日から限定的に公開されることになったようだ。この10月、全米では大ヒットホラー『パラノーマル・アクティビティ』の3作目や1982年の映画『遊星からの物体X』の前日譚(たん)となる『ザ・シング(原題) / The Thing』などのホラー作品が公開される。前作がポップカルチャーに浸透する人気となった本作が、それらの作品をしのぐ話題さらうことになるかに注目したい。
本作は、人間の口と肛門をつなぎあわせる人間ムカデの創造に取り付かれたマッドサイエンティストの狂気と犠牲者の恐怖を描き、日本でも異例のヒットとなったカルトホラー『ムカデ人間』の続編。前作のDVDを観たことで人間ムカデの創造に取り付かれ、自分だけのムカデ人間を作ろうする男の狂気を描く。1作目では、日本人俳優・北村昭博を先頭に、3人の犠牲者がつなげられていたが、2作目となるでは、12人がつながることになるという。(編集部・入倉功一)
映画『ムカデ人間』はシネクイントにて公開中