リチャード・リンクレイター監督、「ブッシュの頭脳」と呼ばれた男を描く映画を監督
映画『恋人までの距離(ディスタンス)』や『スクール・オブ・ロック』などで知られるリチャード・リンクレイター監督が、アメリカ前大統領のジョージ・ブッシュ大統領の補佐官だったカール・ローヴ氏を描く映画を監督することが決まった。
ローヴ氏は、ブッシュ前大統領の盟友として補佐官を務め、重要な戦略アドバイザーとしてブッシュ政権の中で大きな役割を果たしてきた人物。「ブッシュの頭脳」と異名をとった。そんなローヴ氏について描く映画が、『カレッジ・リパブリカンズ(原題)/College Republicans』。ウェブサイト「ザ・ラップ」によると、この映画の監督にリンクレイター監督が決まり、ローヴ氏の役は、映画『リトル・ミス・サンシャイン』のポール・ダノが演じるという。映画は、ローヴ氏がユタ大学に通っていたころに焦点をあて、共和党支持の大学生たちが大統領選挙の際に活動したキャンペーン戦略などを描いていく。撮影はテキサス州オースティンで11月末から開始される予定。(竹内エミコ)