蒼井優「るろうに剣心」実写版に出演決定!姉御肌な名医の娘・高荷恵に!相楽左之助、明神弥彦役のキャストも判明!
先日、佐藤健が剣心を、ヒロインの薫を武井咲が演じることが報じられた人気マンガ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の実写映画に、人気実力派女優の蒼井優が出演することが決定した。蒼井は、生きるために仕方なく悪事に手を染める名医の娘・高荷恵を演じる。そのほかにも、原作の主要キャラクターである相楽左之助を青木崇高、明神弥彦を映画初出演となる田中偉登が演じることもわかった。
本作は、1994年から1999年にかけて週刊少年ジャンプにて連載された、和月伸宏による大人気マンガの実写映画化。NHK大河ドラマ「龍馬伝」を演出した大友啓史監督が、NHK退局後のフリー第1作目として選んだ作品で、佐藤が主人公・緋村剣心を、その剣心を支えるヒロイン神谷薫を武井が演じることが話題となり、そのほか人気キャラクターのキャスティングにも注目が集まっていた。
蒼井は、今回が「龍馬伝」に続く大友組への参加。すでに行われている撮影についても、「『龍馬伝』チームが多いので安心して現場に入っています」とリラックスして取り組んでいる様子。すでに剣心を演じる佐藤の殺陣のシーンを見たそうで、「とても素晴らしかったので、その勢いをわたしたちも失うことなく、最後まで乗り切れたらと思っています」と期待の深まるコメントをしている。
蒼井が演じる高荷恵は、医療の知識を持つある名医の娘で、生きるために仕方なく悪事に手を染めていたところ、剣心たちに出会うことで誇りを取り戻していくというキャラクター。原作では気丈で高飛車、物言いもきついが、本当は優しい心を持った姉御肌の女性として描かれており、ナチュラルでやわらかいイメージの強い蒼井が、その役柄をどう演じるのかも注目だ。
剣心の友であり、パートナーとして戦う喧嘩屋・相楽左之助を演じるのは、やはり「龍馬伝」にも参加した青木。背中に「悪」の一文字を背負い、拳一つでどんな相手にも立ち向っていく熱血漢をどのように演じるのか。原作序盤で見せた、巨大な「斬馬刀」を振り回すようなパワフルなアクションにも期待したい。そして、神谷道場の門下生で、後に剣心や薫の意思を継いでいくことになる明神弥彦を演じる田中は、今回が映画初出演。実力派俳優とフレッシュな顔ぶれが、主要キャストとして集うことになった。
ついに原作の主要メンバーが発表された本作。タイトルも『るろうに剣心』に決定し、製作にも拍車がかかっていることがうかがえる。しかし、まだキャストたちの劇中の姿や、ストーリー、どんな敵を相手に戦うのかなど、明らかになっていない情報は盛りだくさん。来年夏の公開まで、話題をふりまき続ける作品になりそうだ。(編集部・入倉功一)
映画『るろうに剣心』は2012年夏公開予定