「あやまんJAPAN」リーダーあやまん監督が女優デビュー!「ぽいぽいぽぴ~!」封印で本格演技に挑戦!
下品で楽しい宴会芸で人気のエンターテインメント集団「あやまんJAPAN」の中心人物・あやまん監督が、寺西一浩の小説「女優」の映画化作品で女優デビューを果たすことが5日、わかった。今回あやまん監督は、「ぽいぽいぽぴ~!」の合いの手でおなじみの宴会芸を完全封印し、映画初となる本格演技を披露する。
本作は、昨年、岡田茉莉子・西条美咲のW主演で舞台化された小説「女優」の映画化で、数万人規模の公開オーディションが行われ話題となった。映画版は大女優・夏樹奈奈が、ロケのため訪れた北京の食堂で働く少女をスカウトし、スターダムにのし上げようとするというストーリー。日中友好40周年記念作品として製作され、芸能界の裏側を、リアリティーあふれる描写で描くと共に、日本と中国の友好、家族愛がテーマとなる。
あやまん監督が演じるのは、夏樹を担当するカリスマヘアーメイクアップアーティストの立木望。原作者で監督を務める寺西が、彼女の熱意と意気込み、そして一生懸命ボイストレーニングなどに取り組む姿に心打たれたことから起用を決めたという。
映画初となる本格演技を披露することになったあやまん監督は、「皆様の足を引っ張らぬよう、あやまん……がんばりまっするスティック~~~!!!」と意気込みをコメント。さらに「女優になりたいという夢を、『女優』という作品で叶えることが出来るなんて、うれしくて光栄で、胸が……いーっぱいおっぱいいっぱいおっぱーい!」と彼女らしく喜びを語っている。
寺西も、「『あやまんJAPAN』として活動している以外で会うと、とてもきれいで清潔感があり、女性としての所作も完璧です」とあやまん監督の意外な一面を明かしながら、「人の話をよく聞き、上品な立ち居振る舞いもでき、女優デビューしても、きっと活躍できると思います」と彼女の女優としての一面に期待を寄せているようだ。
劇中で大女優・夏樹奈奈を演じるのは、今年女優生活40周年を迎えた中野良子。1979年、中国で主演映画『君よ憤怒の河を渡れ』が、文化大革命後初の外国映画として上映され大ヒットした。また、中国で爆発的な人気を誇るという小松拓也、さらに公開オーディションでグランプリに選出された久保陽香と福本有希も出演する。
映画は、日本で完成披露試写会とインターネットシネマを中心に上映され、さらに中国国内で配給される。ベロ出しも封印(!?)し、ホームグラウンドの六本木・西麻布から、アジアへと進出するあやまん監督の女優ぶりに注目したい。(編集部・入倉功一)