『ダークナイト』続編、キャットウーマンのビジュアル解禁!ネコの耳ナシ、アン・ハサウェイのスーツ姿!
世界中で大ヒットを記録した2008年の映画『ダークナイト』の続編『ダークナイト ライジング』に登場する、アン・ハサウェイ演じる人気キャラクター・キャットウーマンのビジュアルが解禁された。これまでのキャットウーマン像を覆す、ファンの予想を超えたデザインのスーツとなっている。
本作は、人気アメリカンコミック「バットマン」を、クリストファー・ノーラン監督が新たに映画化したシリーズの最新作。前作『ダークナイト』では、故ヒース・レジャー演じた悪役ジョーカーの鬼気迫る演技が話題となった。本作では、新たなキャラクターとして原作でバットマンを引退に追い込む最強の敵ベインを『インセプション』のトム・ハーディが、そして、セリーナ・カイルことキャットウーマンをアン・ハサウェイが演じることで話題となっていた。
この度解禁されたキャットウーマンの姿は、原作コミックや『バットマン リターンズ』でミシェル・ファイファーが着用したコスチュームからイメージを一変。特徴のひとつであるネコ耳も見受けられない、洗練された現代的なイメージへと変ぼうを遂げている。これまでとはガラリと変わった衣装について、演じるアンは「大好きよ!本当に大好き!」とお気に入りの様子。2001年の映画『プリティ・プリンセス』でブレイクし、メディアの取材でも常に「お姫様になりたいと思っていた?」と聞かれたという彼女は、「その当時、本当のことは言えなかった。本当は、『いいえ、わたしはキャットウーマンになりたかったの!』って言いたかった。その夢が今まさに現実になったのよ!」とコメントしており、キャットウーマンを演じることが、うれしくて仕方ないようだ。
バイザーを装着した彼女がまたがっているのは、前作『ダークナイト』で初登場したバットマンの愛用バイク「バットポッド」と思われる。シリーズの悪役であるキャットウーマンが、何故自分を捕らえる側であるバットマンのマシンに乗っているのか? ファンの憶測を呼びそうだ。
先日ピッツバーグでの撮影を終え、ロサンゼルス、ニューヨーク、さらに国外のインド、イギリスなどでもロケを行う本作。インターネットを中心に撮影現場の様子が報じられ、新キャラクターのビジュアルも明らかになるなど、これまでベールに包まれていた世界観が明らかになってきている。しかし、果たしてアン演じるキャットウーマンはバットマンの敵なのか、それとも協力関係を結ぶのか? といった疑問に答えるストーリーや詳細な設定は明かされていないため、さらなる情報の公開に期待したい。(編集部・入倉功一)
映画『ダークナイト ライジング』は2012年夏、全国ロードショー