ネイチャードキュメント『ライフ』が大ヒット!台風の中約30万人を動員し興行ランキングで初登場首位!
先週1日の木曜日に公開された、松本幸四郎と松たか子が親子で日本版ナレーションを務めるネイチャードキュメンタリー『ライフ -いのちをつなぐ物語-』が、公開から4日間でおよそ30万人の観客動員、興行収入約3億5,000万円を記録し、週末興行ランキング1位の好発進となった。
本作は、撮影日数のべ3,000日、総製作費およそ35億円を投じた英国BBC史上最大スケールで製作されたネイチャードキュメンタリー。超ハイスピードカメラなどの最新カメラ技術を駆使した、「動物たちの目線」での撮影に成功。生き物の息づかいまで聞こえてくるような、リアリティーあふれる、これぞドキュメンタリー作品といった世界を描き出している。
公開直前の先月29日には、六本木ヒルズアリーナにてゾウを連れた土屋アンナやフクロウを連れたプリンセス天功らがグリーンカーペットを歩くイベントを行うなど、日本で明るい話題をふりまいた本作は、9月1日の映画サービスデーに全国310スクリーンで公開。結果、大型台風の影響による悪天候にもかかわらず、公開4日間で動員29万9,391人、興収3億4,951万8,850円を記録し、先週トップの櫻井翔、宮崎あおい主演映画『神様のカルテ』を抜いて、興行ランキングで1位を獲得した。
家族で楽しめる自然ドキュメンタリーなだけに、子ども連れのファミリー層を中心に集客。ただ、Mr.Childrenが2002年に発表した楽曲「蘇生」が主題歌に使用されていることもあってか、都市部の劇場では20代~30代の男女も集めるなど、幅広い客層に訴求しているようだ。
鑑賞後のアンケートでも「ポジティブな気持ちになった」など好意的な意見が97パーセントを占めているということで、今後口コミでさらに評判が広がることは間違いなさそう。映画『オーシャンズ』や『アース』といった作品と同じく、ネイチャードキュメンタリーの代表作となりそうだ。(ランキングなどは興行通信社調べ)(編集部・入倉功一)
映画『ライフ -いのちをつなぐ物語-』はTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開中