『カンフー・パンダ2』が歴代女性監督作品で史上最大のヒット!ドリームワークス・アニメーションが発表
日本でも公開中の映画『カンフー・パンダ2』が、女性監督作品として歴代最高の世界興行収入を記録しているとドリームワークス・アニメーションが発表した。
現地時間9月6日の時点で、『カンフー・パンダ2』は世界興収6億5,000万ドル(約520億円)を突破。Box Office Mojoによると、6億ドル以上稼いでいる女性監督の作品にはフィリダ・ロイド監督の映画『マンマ・ミーア!』(世界興収約6億1千万ドル=約488億円)があり、それを上回ったことで、歴代最高記録となったもようだ。(1ドル80円計算)
本作のジェニファー・ユー・ネルソン監督は、日本や韓国、オーストラリアでも活躍していたことのあるアニメーション作家で、ドリームワークス作品には前作『カンフー・パンダ』ほか、『マダガスカル』などにもスタッフとして参加。本作が初の長編映画監督作品となる。
第82回アカデミー賞では、映画『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督が女性として初の監督賞を受賞するなど、近年は役者だけでなく、監督業においても女性の躍進が目覚ましい。今回の快挙のその流れの一つということができそうだ。(編集部・福田麗)
映画『カンフー・パンダ2』は公開中