研ナオコ、すっぴんで婆役!日光江戸村が映画製作!「これぞ日本」の作品を海外にも発信希望!
13日、栃木県の歴史テーマパーク「EDO WONDERLAND 日光江戸村」が製作する映画第1弾『忍道-SHINOBIDO-』の発表記者会見が都内ホテルで行われ、キャストの佐津川愛美、ユキリョウイチ、菊地あやか(AKB48)、尚玄、研ナオコ、長谷川初範、森岡利行監督が登壇したほか、こだわり抜かれた殺陣の魅力を明かした。
本作は「武士に“武士道”があるように、忍には“忍道”があった…」のキャッチコピーからも感じ取れるように、忍者の世界をドラマチックに描いたエンターテイメント作品。この日は予告編で本格的な殺陣のシーンも明かされ、主人公の女忍・お甲を演じる佐津川は「最初はアクションも心配でした。撮影に入ってからしか殺陣を練習する時間がなかったので、撮影前に朝早くに入って練習したり、撮影の合間に練習したりしました。殺陣のシーンもワンカットで撮るという目標があったので全力でやりました」と過酷だった撮影を振り返り、晴れやかな笑顔。お甲の妹分・暮松で同じく女忍者を演じる菊地も「時代劇もアクションも初挑戦でしたが、新たな自分も発見できてとても楽しかったです。最後は5対1で戦うシーンはぜひ見ていただきたいです」と胸を張った。
一方、森岡監督は「アクションではCGもワイヤーアクション使わず、殺陣は本当に練習してやってもらいました。僕自身も知らない武器が出てきたり、爆破も本物です」と臨場感をとことん追求した作品であるとアピール。お甲と運命的な戦いを繰り広げる侍・木下東五郎を演じたユキは「どうしたら本当の刃物を持った人間同士の戦いになるか、リアリティーにこだわりました。本当に刃物を持ったらどう殺し合うのか、ここまで追求した映画は今までないと思います」と力強くコメント。
さらに、忍者の里の老巫女・婆様を演じた研は、「何の役だろうと思っていたら婆の役でした。同年代の役がいつもなくて、20代から婆を演じています」とちゃめっ気たっぷりに語り、作品については「これぞ日本という感じの作品です。礼儀作法であったり奥ゆかしさであったり、ぜひ海外にも発信していただきたい。わたしも婆の役ですけど、すっぴんで演じました」とアピール。体を張った演技も披露し、隠しごとやごまかしのない、本物のエンターテインメントであることを強調していた。
『忍道-SHINOBIDO-』は戦なき泰平の時代が訪れ、時代に取り残された忍が、それでも大切な家族、友、里を守るために戦わなければならない悲しい運命を、壮絶な死闘と重厚なドラマの展開で描く。こだわり抜かれた、独特の世界観にも注目だ。
映画『忍道-SHINOBIDO-』は2012年全国公開