桑田佳祐との共演で話題沸騰中の正統派美人女優、木村文乃!劇中で作った特製ラーメンを笑顔でアピール!
19日、浅草公会堂で「第4回したまちコメディ映画祭in台東」特別招待作品『極道めし』の舞台あいさつが行われ、本作でヒロインを演じる木村文乃が、思わず「ゴクリ……」と喉を鳴らしてしまうような特製ラーメンをアピールした。
この日、永岡佑、勝村政信、落合モトキ、ぎたろー(コンドルズ)、麿赤兒といった男だらけの出演者の中で、一服の清涼剤的な役割を果たしたのが木村だ。正統派の美人女優として期待を集める木村は、今年3月に「ちふれ化粧品」CMのイメージキャラクターで一気に注目を集め、続く「NTT docomoスマートフォン」のCMでは、歌手桑田佳祐の相手役に抜てき。さらに「ブルボン フェットチーネグミ」「サンヨー食品 サッポロ一番 塩カルビ味焼そば」など短期間で4本のCMが決定するなど、業界注目度が急上昇中のシンデレラガールである。
木村は、2005年の映画『アダン』のヒロインオーディションで応募者3,074人の中から選ばれ、女優デビューを果たした。本作では将来の独立を夢見て、ラーメン屋で働く永岡演じる健太の恋人・しおりを好演。淡いイエローのワンピース姿で壇上に現れた木村は「お客さんの前に立つと、ようやく公開だと感じられてすごくうれしいです。映画を観てラーメンを食べたくなりましたか?」と呼びかけると会場からは大きな拍手。ちなみに劇中でしおりが作るラーメンは、どんぶりに敷き詰められた千切りキャベツの上にラーメンをよそい、たくさんのネギの上にネギ油をそそぐというものであったが、本日の会場でもそのシーンに思わず「ゴクリ……」と喉を鳴らす音が聞こえてくるほどであった。
キャベツやネギを刻んだり、麺をゆがくなど、ラーメン屋での調理も実際に木村が担当した。「ラーメンは実際にわたしが作ったんですけど、食べる余裕がなくて周りのスタッフの方が食べたんです。ただ、お湯の温度が若干高くない状態から作ったりもしたので、それをスタッフさんが食べて、あとから大変だったと聞きました。申し訳なかったと思いました。でも(しおりのラーメンは)フードテストのときに一回だけ食べましたけど、キャベツをしいてあるのでヘルシーですし、麺を半分くらいにすれば女性にもオススメだと思いますよ」とニッコリ笑顔になった。
本作にはほかに、海鮮バーベキュー、玉子かけごはん、ホットケーキ、オムライス、おっぱいプリンなど、観ていて「ゴクリ……」と喉を鳴らしてしまうようなグルメが多数登場する。そんな本作について木村は「ひとりでご飯を食べるのが当たり前の今だからこそ、普段一緒にご飯を食べたい人を連れてきてくれたらいいと思います。そういうメッセージが詰まっているすてきな映画だと思います」とついついご飯が食べたくなるような本作をアピールした。
原作はB級グルメを扱った作風に定評のある漫画家、土山しげるが「漫画アクション」誌上において連載する同名マンガ。 とある刑務所を舞台に、囚人たちが生涯で一番うまかった「めし自慢」の話をし、「うまそうだ……」と唾を飲み込み、喉をゴクリと鳴らさせることのできた人間が、全員からおせちを一品ずつもらえるというバカバカしくも楽しそうなバトルを描く。(取材・文:壬生智裕)
映画『極道めし』は9月23日より新宿バルト9ほか全国公開