宗教色の強い映画に出演のジェラルド・バトラー、殺害の脅しを受けトロント国際映画祭でのセキュリティを強化
映画『マシンガン・プリーチャー(原題) / Machine Gun Preacher』をトロント国際映画祭で公開したジェラルド・バトラーが、殺害の脅しを受けていることが明らかになった。
同映画は、元麻薬ディーラーの男サムがキリスト教徒となりアフリカで何百人という子どもたちを救った実話をもとに描かれている。“神の抵抗軍”の陣地のど真ん中に孤児院を建てたサムは、イスラム教徒優勢のスーダンで少年兵に使われる子どもたちを救ったことで知られる。しかし、映画の宗教的な観点が原因で、数々の脅しがあったらしい。
「議論の多い問題を扱った作品で、宗教色の強さに気を悪くしている人もいます。殺害の脅しについては真剣に対処します」と関係者はデイリー・レコードに語り、ボディガードを増やすなど、トロント国際映画祭会場でのジェラルドのセキュリティを強化することを明らかにした。(澤田理沙)