人気漫画の映画化作品『極道めし』に出演した注目の若手俳優・落合モトキの黄金めしとは?
人気グルメ漫画を映画化した映画『極道めし』に出演した若手俳優・落合モトキに直撃インタビューし、作品やプライベートについて語ってもらった。
「このマンガがすごい!」大賞でもおなじみの人気グルメ漫画を映画化した『極道めし』は、刑務所で同房になった受刑者同士が思い出の「めし自慢」バトルを繰り広げる人情コメディー。受刑者それぞれが語る思い出のめし話を回想シーンとして挟み込みながら、刑務所でのやりとりが映し出される。傷害罪で服役中の受刑者・相田俊介を演じた落合は、囚人役に挑むにあたって坊主頭に。「こういう機会がないとできないですから、いい経験でした。嫌いじゃないし、すごくラクでしたね」とまんざらでもないようで、「また坊主頭になるような役が来たら、もちろん坊主にします!」と意気込みを見せた。
そんな落合演じる相田の“思い出めし”は、警察に追われている最中に立ち寄った実家で母親が作ってくれた“黄金めし”。温かいご飯の上にバターと卵とトウモロコシを乗せたもので、実に食欲をそそる一品だ。撮影で食した落合自身、「すごく美味しかったですよ。自分で食べた時も美味しかったんですけど、出来上がった作品を観た時も美味しそうだなと思えました」とシーンの出来栄えに満足気。ちなみに、彼自身の“思い出めし”は「親が残り物でちゃちゃっと作ってくれるパスタ」だそうで、「何気に美味しいんですよね。家族で食べるからっていうのもあるんでしょうけど、すごく印象深いです」と教えてくれた。
幼少期から子役として活躍し、長いキャリアを誇る落合だが、プライベートにまつわるインタビューを受けた経験はほとんどないそうで、初恋の話や好きな女性のタイプに話が及ぶと、少々照れる一幕も。しかしながら、柔らかな雰囲気の外見とは裏腹に、好きになった女子には積極的に想いを伝えようとするタイプらしく、「そういう時は自分でも気持ち悪いなと思うくらい押す」と意外なロールキャベツ男子気質を明かしてくれた。「いろんな人に認識してもらえる役者でありたい」と役者としての目標を語る落合だが、映画『ヒーローショー』や映画『GANTZ』などで「最終的に死ぬ役」が続いたこともあり、「最後まで生きる役をやりたいです(笑)」という願望も。では、『極道めし』での彼はどんなラストを迎えるのか……? 囚人たちが繰り広げるめし自慢バトルの行方とともにぜひ劇場で確認してほしい。(渡邉ひかる)
映画『極道めし』は9月23日(金)より新宿バルト9ほか全国公開