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ヒュー・グラント、SF超大作でトム・ハンクスと共演!ラブコメ俳優のイメージを払拭?

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ヒュー様、まさかの路線変更です!
ヒュー様、まさかの路線変更です!

 『ノッティングヒルの恋人』などロマンチック・コメディーを中心に活躍するヒュー・グラントが、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟によるSF大作『クラウド・アトラス(原題) / Cloud Atlas』に出演するとScreen Dailyが報じている。同作には今のところ、トム・ハンクスハル・ベリースーザン・サランドンらの出演が決定している。

 『クラウド・アトラス(原題)』はデイヴィッド・ミッチェルの小説を原作にしたもの。原作は、時代も場所も異なる六つのエピソードが入れ子形式に語られるという非常に凝った構成となっており、どのように映画化するかに注目が集まっている。出演決定を伝えているScreen Dailyは、ヒューがどのエピソードに出演するかまでは明らかにしていないものの、ネームバリューからいって主役級の役になることは確実。原作では、エピソードごとに異なる主人公が登場し、それぞれに同じ形のあざがあるなど、何らかの関連があることが暗示されており、映画化作品についても、一人の役者が複数の役柄を務めるのではないかとうわさされている。撮影はスコットランド、スペイン、ドイツなどで今月より行われる予定だ。

 『フォー・ウェディング』『ノッティングヒルの恋人』などの成功により、ロマンチック・コメディーには欠かせない俳優の一人となったヒュー・グラント。作中の王子様キャラクターのハマりっぷりや私生活でも独身を貫いていることから、独身貴族といったイメージで語られることが多いだけにSF映画に出演するとは意外や意外? だが、かつては1988年日本公開の映画『モーリス』でベネチア国際映画祭男優賞を受賞するなど、演技派としても活躍しており、その演技の多彩さは折り紙付きだ。ルックスからはとてもそうは見えないものの、ヒューもすでに五十路に突入しており、今回の決断は、今後はこういった路線の作品に出演したいという彼の願望の表れなのかもしれない。(編集部・福田麗)

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