鈴木京香、フェロモン全開の色気に現地の男性もメロメロ! 映画『セカンドバージン』、ロケ地・マレーシアの日本映画祭のオープニングで凱旋上映!
13日、マレーシア日本映画祭のオープニングで最新作『セカンドバージン』ワールドプレミアが行われ、主演の鈴木京香、長谷川博己、黒崎博監督らがレッドカーペットに登場。大人の色気をムンムンと漂わせた鈴木の美しさに、現地のファンからは大歓声があがった。
本作は、2010年10月にNHKで放送された大石静の人気ドラマ「セカンドバージン」の劇場版。離婚後、仕事一筋で生きてきた主人公の中村るいが、妻のいる17歳年下の男性・鈴木行と強く惹かれ合い激しい恋に落ちていく姿に、多くの女性が共感。放映後は、「二人が愛し合う姿をもっとみたい!」というコメントが数多く寄せられた。そんなファンの熱い要望に応えるべく製作された本作は、ドラマでは描かれなかった衝撃の真実に焦点を合わせ、マレーシアの首都クアラルンプールを舞台に、静かで濃密な二人のロマンスが展開する。
今年の7月に行われたマレーシアでのロケ中に、映画祭の存在を知った本作の関係者がコンタクトをとったことがきっかけとなり、映画祭でのオープニング上映が決定。日本映画の商業公開が少ないマレーシアで、2004年からスタートしたこの映画祭には、毎年マレーシアの著名人らが数多く参加して話題を集めていたが、日本映画のワールドプレミアが行われるのは初めてのこと。映画祭のメイン会場である首都クアラルンプールで最大のショッピングモール・パビリオン内にあるシネマコンプレックスには、多くのファンが訪れた。大きな拍手がわき起こるなか、ラルフローレンのロングドレスに身を包んだ鈴木は、タキシードをクールに着こなした長谷川にエスコートされてレッドカーペッットに登場。マレーシアの青空を連想させるスカイブルーのドレスは、鈴木の白い柔肌をいっそう輝かせ、アラフォーとは思えない完ぺきな美しさに、集まったひとびとからは「ビューティフル!」と、歓声があがった。
灼熱のマレーシアでロケが行われた本作の、凱旋上映前に行われた舞台あいさつでは、満員の観客が日本とマレーシアの国旗を振って、キャストらを歓迎。「スラマプタン!」とマレー語であいさつをした鈴木は、「日本での舞台あいさつで、こんな風に国旗を振って応援していただけるのは初めてなのでとても感激しています!」と満面の笑顔でよろこびを語り、「ロケでは現地のスタッフの方々、キャストの方々に本当にお世話になりました。わたしがこの映画の撮影をきっかけに、マレーシアに関心を持ったように、この映画を通してマレーシアでの日本への関心が高まることを期待しています」と客席に語りかけた。また、本作が映画初出演となる長谷川も、「初めての映画出演で、異国であるマレーシアに来れてとてもうれしくおもいます。文化や道徳的な違いもあり、皆さん思うところがあるかもしれませんが、おおらかな気持ちで楽しんでください」とあいさつし、この国の大半を占める厳格なイスラム教徒の観客への配慮を見せた。舞台あいさつの最後には、キャストと観客の「ありがとう、マレーシア!」という言葉を合図に、映画にも登場するマレー蝶の紙吹雪が大量に空を舞い、マレーシアならではの粋な演出にキャストたちは大感激の様子だった。
この日、レッドカーペットには、今年の7月に行われたロケのときに、鈴木を見かけて一目惚れしたという男性ファンの姿も。マレーシア人の彼は、「街で見かけたときもきれいだったが、ドレス姿は本当に美しい!」と大興奮! 舞台あいさつが行われた劇場でも、「スズキサーン! コッチムイテ」という声が飛び交い、鈴木は、マレーシアの男性たちをすっかり虜(とりこ)にしてしまったようだ。(編集部:森田真帆)
映画『セカンドバージン』は、9月23日より全国松竹系にて公開