満島ひかり、ウサギ耳を付けてキュートに主演作の初日お祝い!弟役の澁谷武尊を「人間的にステキ」とメロメロ!
7日、映画『ラビット・ホラー3D』初日舞台あいさつがシネマート新宿にて行われ、劇中で姉弟を演じた満島ひかりと子役の澁谷武尊(たける)が登壇して仲むつまじくトークを繰り広げたほか、ウサギの耳を付けてキュートに写真撮影に応じた。
本作は3D映画を鑑賞中の姉(満島)と弟(澁谷)が、突然画面から飛び出したウサギの縫いぐるみを受け取ったことで不思議な現象に巻き込まれていく姿を描く3Dホラー。父親を香川照之が演じるほか、大森南朋、緒川たまきがくせのある役どころで登場している。
この日、イエローのロング丈ワンピ姿でさわやかに登場した満島。「(撮影監督の)クリストファー・ドイルは感覚的に撮影するので、台本通りに進まなくて物語がどんどん変化していった。おもしろくないものになってしまうのではという不安もありましたが、完成作を観たら、『こんなに美しい映画に仕上がっていたんだ』と感動しました」と撮影中は不安だったことを明かしつつ、作品の出来に胸をはった。そして「本当にさまざまな感覚で観ることができる映画です。観た方の童心、子ども心に届く作品であったらいいなと思っています」と観客にメッセージを送った。
また、満島は今回の撮影を通して澁谷とはすっかり仲良くなったようで、トーク中はたびたび2人で撮影当時の思い出話に花を咲かせた。澁谷が「ひきずりこまれるシーン(の撮影)がこわかった」と発言すると、すかさず満島が「夏だったから、うさぎのフサフサが暑かったよね~(笑)」と語りかけるなど、緊張気味で言葉が少なくなっている子役を優しくフォローしていた。司会者から「またホラー作品に出たいか?」と聞かれると満島は「難しいけど……武尊(たける)くんと一緒なら。本当にステキな人なんです、この人は(笑)!。子どもとか、大人とかそういうレベルじゃなくて人間的にステキ」と断言するなど“弟”にすっかりメロメロな様子。その後、次回作がハリウッド作品となる清水崇監督が現在ロサンゼルスに滞在していることを知らされると「清水監督とはまたご一緒したい。じゃあ、ハリウッドでご一緒しようか? L.A.に行って出ちゃう?」と隣の澁谷に話しかけて、2人で清水監督の次回作にも出演する意欲を見せていた。
映画『ラビット・ホラー3D』はホラーの鬼才・清水崇監督が、名カメラマンのクリストファー・ドイルを撮影監督に迎えて挑んだ3Dホラー。撮影には、パナソニックが開発した一体型二眼式フルHD-3Dカメラ「AG-3DA1」を使用しており、より「飛び出す」効果を強化している。第68回ベネチア国際映画祭招待作品。(古河優)
映画『ラビット・ホラー3D』は全国公開中