杉浦太陽、実父の金銭トラブル問題には「ご心配をお掛けしています」
19日、無実の妻を救うため決死の行動に出た男の姿を描く映画『スリーデイズ』の公開を記念し、主人公に勝るとも劣らない良き夫&パパである、ボクシング元世界王者の内藤大助とタレント・杉浦太陽を招いてのトークショーがシネマート六本木で行われた。トークでは内藤がトボけた味で笑いを誘い、杉浦はそれに合いの手を入れるなど好サポート。愛妻・辻希美や二人の子どもとの家族愛あふれるエピソードを語った。
映画『スリーデイズ』を一足早く鑑賞した二人には、MCから「もし映画と同じように妻が窮地に陥ったらどうするか?」と質問がなされたが、これに内藤は「うちの奥さんは犯罪はしないと思うよ。もしやっても脱獄させるのは考えない。脱獄させに行っても『何しに来たの?』って言われると思うし、待つ方がいいと思う」と脱力系の回答。一方杉浦は、「ファミリーものとサスペンスの併さった感じがたまらなかった。子どもの思いを描いているのがスゴい」と、子どもの描写に目が行ったようで、2児の父親らしい視点で本作の魅力を語っていた。
家族愛がテーマの一つとなっている本作に掛け、トークがプライベートの過ごし方に及ぶと、杉浦は「昨日も家族4人で公園へ行きました。休みは全部家族に使います」、「今日も朝出てくるときまで娘がべったりでした」と良きパパぶりを語る。さらに「一度ウルトラマンのヒーローショーに娘を連れて行ったことがあって、終わったあと隊員服のまま会いに行ったら目がキラキラしていて、ウルトラマンをやっててよかったと思いました」と杉浦ならでのエピソードを明かし、愛娘のことを思ってかこの日一番の笑顔を見せた。
また、実父に金銭トラブルが発覚した杉浦には退場間際それに関しての質問が記者から飛んだが、杉浦は「ご心配をお掛けしています」と答え、さらに記者が質問しようとしたところで内藤が「今日は映画のイベントだからさ」と間に入り、トークショーのときとは逆に杉浦をサポートしていた。
映画『スリーデイズ』は『クラッシュ』で第78回アカデミー賞作品賞を受賞した名匠ポール・ハギス監督の最新作。ラッセル・クロウが主人公ジョンに扮し、無実の罪で投獄された妻を救うため命懸けの脱獄計画に挑む姿を描いたサスペンス・アクション。(取材・文:長谷川亮)
映画『スリーデイズ』は9月23日より丸の内ルーブルほか全国公開