マイケル・ジャクソン、母キャサリンさんなど貴重な証言を収録したドキュメンタリー発売決定!
世界的ポップ・スター、故マイケル・ジャクソンさんの母親キャサリン・ジャクソンさんや、古くからの親友らが手掛けた、マイケルさんを1人の人間として追う最新ドキュメンタリー「マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて」の発売が決定、ファンの心を揺さぶる貴重な証言が収録された本作の予告編が公開された。
「マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて」予告編
本作は、母親キャサリンさんやジャクソン5のギタリストで次兄のティト・ジャクソンが中心となり、マイケルさん40年来の親友であるというデヴィッド・ゲイトがまとめたドキュメンタリー。キャサリンさんらはもちろん、スモーキー・ロビンソン、マーサ・リーヴスなどソウル界のスターたちによってモータウン時代のエピソードも披露されるなど、ソウルの歴史を語るうえでも欠かせない証言集となっている。
特に「あの子の思い出すべてが宝物。どれかを選ぶのは無理よ」という母親キャサリンさんによる、母としての視点から語られるマイケルさんの真実は実に印象的なもの。産声を上げたときからキング・オブ・ポップとなるまでの偉大な軌跡はもちろん、話題を呼んだ整形や薬物中毒、児童への性的虐待疑惑にいたるまで、当時のマイケルさんの苦悩を率直に語る姿には、心揺さぶられること必至だ。
そのほかにも、マイケルさんの伝記を手掛けたJ・ランディ・タラボレッリによる、虐待疑惑の冤罪を証明する考察のほか、昨年末に発売され、未発表音源の真偽が大きな話題と論争を呼んだアルバム「MICHAEL」に携わり、古くからの友人ながら、キャサリンさんら遺族と対立関係にあるといわれたフランク・カシオも登場。今年8月に亡くなった元マネージャー、フランク・ディレオさんの最新インタビューも収録されている。
豪華出演陣が、ただ偉業をたたえるだけでなく、純粋な一人の人間としてマイケルさんを語る姿から、マイケルさんが周囲の人々をいかに愛し、愛されていたのかが伝わってくる本作。日本屈指のマイケル・ジャクソン研究家である西寺郷太も、「家族や友人達が、ただマイケルを褒め讃えるだけでなく、愛に溢れながらも率直な表現で『想い出』を語るこの作品。時折ドキッとする証言もあることが、『人間マイケル』のリアリティを感じさせてくれて個人的には嬉しかったです」とその貴重さを称えている。
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の大ヒットもあり、その死後もさらにファンを拡大し続けるマイケルさん。往年のファンはもちろん、死後に改めてその魅力のとりこになったという人も含め、偉大なアーティストの、一人の人間としての姿を目にできる必見の映像となりそうだ。(編集部・入倉功一)
「マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて」は12月2日発売 ブルーレイ:税込み4,980円、DVD:税込み3,990円(コレクターズ・エディション)、通常版DVD:税込み2,980円