檀れい、ミッチーとの新婚生活について矢継ぎ早に繰り出される質問に「皆さんすごい……」とタジタジ
22日、渋谷区内のスタジオで映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』日本語吹き替え版アフレコ風景が報道陣に披露され、及川光博との結婚後初の公の場となった檀れい、そして溝端淳平が報道陣の取材に応じたが、檀は及川との新婚生活についての矢継ぎ早の質問にタジタジとなった。
日本語吹き替え版で檀が担当するのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる謎の美女ミレディ。妖艶な魅力で男たちを翻弄(ほんろう)する悪女ぶりは、普段の檀とはまた違った魅力がある。アフレコの最中も、りりしい表情でモニターを見つめる檀の目力は、ミラにも負けていない。そして『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマン演じる無鉄砲な主人公ダルタニアンは溝端が担当。檀から「すてきな声」と絶賛された溝端は「いえいえ」と謙そんしつつも、「もともと自分の声が低くておっさんだから、若い声を出してくれと言われていました。なので、声がすてきだと言われてうれしいです」と満足げな表情だった。
この日のアフレコで報道陣に披露されたシーンは、王妃がわなにかけられたことを知ったダルタニアンが侍女のコンスタンスに、イギリスに首飾りを取り返しに行くよう懇願(こんがん)される場面とダルタニアンとミレディが初めて出会う場面、さらにルーブル宮殿の衛兵を色仕掛けで油断させながら、戦う場面の3シーン。特に戦闘シーンを披露した檀は「ハッ!」「フッ!」といったアクションでの息継ぎを披露し、「普段、女の子は戦うということはないので、どういう声を出そうかな、うまくできるかなというドキドキ感が楽しかったです」とうれしそうに語った。
その後、報道陣の取材に応じた二人だが、質問は「最近、何かプレゼントはもらった?」など自然と及川光博と結婚をしたばかりの「新妻」檀に集中。「映画と関係ない質問はご遠慮ください」と囲み取材を終了しようとする関係者と報道陣との間で一瞬緊張が高まった。そんな中、溝端が「皆さん、僕のプライベートにはまったく興味ないんですね」とポツリ。この機転のきいた、冗談めかしたコメントに周囲は大爆笑、会場は一気に和やかな雰囲気となった。とはいえ、何としても檀から新婚生活のコメントを聞きたい報道陣からは「及川さんはこの映画を観に来る?」「(映画でダルタニアンとキスする場面があったことに絡め)最近、キスはしました?」「幸せなんですよね?」など矢継ぎ早に質問が浴びせられ、檀はただただタジタジ。そのような状態の中、二人は退出することになったが、その貪欲さに「皆さんすごい……」と帰りがけに思わずポツリと漏らしてしまった檀であった。
本作は、幾度も映像化や舞台化がされているアレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が映画化したアクション・エンターテインメント。8台の3Dカメラを駆使して撮り上げた驚異の映像美でよみがえる「三銃士」の世界に酔いしれたい。(取材・文:壬生智裕)
映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日より全国公開