小泉今日子「贖罪」で10年ぶり連ドラ主演!娘を殺された母親役!
女優の小泉今日子が、来年1月に放送されるWOWOWの連続ドラマW「贖罪」で、約10年ぶりに連ドラの主演を務めることが明らかになった。本作で小泉が演じるのは、小学生の娘を殺された母親。湊かなえの同名原作を基に描く本作で、心の闇があらわになる母・麻子を鬼気迫る演技で披露する。
連続ドラマW「贖罪」は、松たか子主演で映画化された200万部突破の大ベストセラー小説「告白」の著者・湊かなえの同名原作を、映画監督・黒沢清が脚本も手掛けて映像化。今年2月に公開された映画『毎日かあさん』でパワフルな母親を好演した小泉が、本作では一転、シリアスな母親役で主演を務めることとなった。小泉が連続ドラマの主演を務めるのは、2001年に放送されたドラマ「恋を何年休んでますか」以来、約10年ぶりだ。
物語は、15年前、田舎町で男に連れ去られた小学生の少女エミリが殺されたことから始まる。直前までエミリと遊んでいた仲良し小学生4人が事件の第一発見者となるが、目撃したはずの犯人の顔をはっきりと思い出すことができず、迷宮入りしてしまう。そんな4人を小泉演じる母・麻子が責め立て、「犯人を見つけなさい。でなければ、わたしが納得できるような『償い』をしなさい」と激情の言葉を浴びせるなど、心の奥底にひそむ人間の毒を連鎖する悲劇と共に描ききった意欲作だ。
5人の女性の視点を用い、「贖罪」とは何かを問い掛ける本作。衝撃的なテーマの作品に挑む小泉の演技が今から楽しみだ。(編集部・小松芙未)
連続ドラマW「贖罪」は2012年1月よりWOWOWにて放送