ゾンビゲーム「Dead Island」が早くも映画化決定!『ソウ』のライオンズゲートが製作へ
人気ホラー映画『ソウ』シリーズで知られるライオンズゲートが、ゾンビゲーム「Dead Island」の映画化権を獲得したと発表した。もともとホラー映画に強い同社は、カルト映画『悪魔のいけにえ』の3D新作も手掛けており、ホラー映画ファンには見逃せない企画ばかりとなっている。
ゲーム「Dead Island」は今年9月6日に全米で発売されたばかりのサバイバル・アクション・ゲーム。リゾート地を舞台に、ゾンビの大量発生に遭遇したプレイヤーを何とかそこから脱出させようとするのが目的であり、クラシックなゾンビ映画へのオマージュにあふれた物語が展開されている。日本では10月の発売を予定しているが、すでに公開されている予告映像がゲーム予告編映像を対象にした賞を受賞するなど大きな評判になっており、話題になっていた。
早くも同ゲームの映画化権を獲得したライオンズゲートの担当者は「映画版は家族のきずなをテーマに、群像劇としての性格が強いストーリーが展開されるだろう。これまでのこれまでのゾンビ映画とは一味違うものになる」と明かしており、シリーズ化を視野に入れていることも明言。現段階は製作のごく初期段階であり、キャスト・スタッフはまだ決定していないが、マイケル・ベイやJ・J・エイブラムスの作品にかかわった映像会社が参加するともいわれており、ゾンビをはじめとするキャラクターたちの造形には期待できそうだ。
ライオンズゲートは人気ホラー映画『ソウ』シリーズを世界的ヒットに導いたことで知られる映画会社。第78回アカデミー賞では『クラッシュ』が作品賞を獲得している一方で、ホラー作品を多く手掛けており、今後は『悪魔のいけにえ』の3D新作、アメリカ版「バトル・ロワイアル」とも称される人気小説を映画化した『ザ・ハンガー・ゲームス(原題) / The Hunger Games』の公開を控えている。それだけに、今回の映画化決定の報も多くのホラー・ゾンビ映画ファンから注目を集めることは必至。続報の楽しみなニュースとなっている。(編集部・福田麗)
ゲーム「Dead Island」は10月20日に発売予定 税込み価格:8,190円(Play Station3 / Xbox360)