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安藤政信、4年ぶりの日本映画復帰作!あばらを骨折しながら演じた殺し屋役に「必死でこの映画で生きてやろうと思った」

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役柄へかけた思いを真摯(しんし)に語った安藤政信
役柄へかけた思いを真摯(しんし)に語った安藤政信

 3日、トロント国際映画祭にも出品された映画『スマグラー おまえの未来を運べ』に出演する安藤政信とプロデューサーの山口雅俊が、有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を開き、同作の中ですさまじいアクションを披露する安藤は、一方であばら骨を折るほどのアクシデントに遭遇していたことを明かした。

映画『スマグラー おまえの未来を運べ』写真ギャラリー

 映画『鮫肌男と桃尻女』などで、根強いファンからの支持を得る石井克人がメガホンを取る本作。安藤は、伝説の殺し屋「背骨」を強烈なアクションと共に演じ、役者としての健在ぶりをアピールしている。映画上映後の記者会見場で「ブルース・リーばりのアクション」と絶賛される中、映画そのままの金髪にやせた体躯(たいく)で記者会見場に現れた安藤は「監督からすさまじいアクションが大事なので、壊れないような体をつくってくれと言われ、1か月前からトレーナーをつけて役作りに臨んだ」とその困難な役作りへの苦労を語り、「演じていくうちにどんどん傷が増え、格闘してあばら骨を折るということもあった」と驚きの撮影秘話も明かした。

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 また、最近日本以外のアジア映画に出演していた安藤とって本作は、およそ4年ぶりの日本映画復帰になるといい、「三池崇史監督の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』以来の日本映画になります。日本のファンの方への穴埋めのために、どんなに痛くても、必死でこの映画で生きてやろうと思った。演じた背骨という役では、彼の孤独さを理解して光を照らしました。そして、このキーパーソンとなる役をもらったことで、僕自身にも監督から光を照らしてほしかった」と「背骨」を演じたことには、今後の日本での役者人生をかけるほどの強い思い入れがあったようだ。そして最後に安藤は、「大好きな石井監督からやっときたオファー。こんな素晴らしい役をいただけて感謝している。自分の中の代表作になりました」と強烈なインパクトを持つ人物を演じ切ったことに、心から満足しているという笑顔でコメントした。

 本作は、真鍋昌平の原作漫画を『鮫肌男と桃尻女』の石井克人が監督した、裏社会を舞台にしたアクションエンターテインメント映画。妻夫木聡を主演に迎え、借金のためにヤバイ荷物の運び屋「スマグラー」となった青年の物語を描く。安藤は背骨のタトゥが特徴的な伝説の殺し屋「背骨」を熱演している。(取材・文:池田敬輔)

映画『スマグラー おまえの未来を運べ』は10月22日より全国公開

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