「仮面ライダー」の17歳美少女・高田里穂、ミニスカのウルトラ警備隊に就任!「ウルトラの顔として頑張る」
3日、東京都世田谷区砧の東京メディアシティ内の国際放映で、ウルトラシリーズに登場する怪獣が主役のバラエティー番組「ウルトラゾーン」制作発表会見が行われ、本作に出演する高田里穂がミニスカのウルトラ隊員姿を披露、「高田隊員」として怪獣ベムスター、ホーと一緒に隊員就任の喜びを語った。
今年の8月に放送が終了したばかりの「仮面ライダーオーズ/OOO」のヒロイン・泉比奈役でブレイクした高田は、福岡県出身の17歳。このたび、「ウルトラマン」という「仮面ライダー」と並ぶ日本の特撮界が誇るヒーロー番組に出演することが決定。「ウルトラゾーン」に使用される基地セットに登場した高田は、ミニスカのウルトラ隊員衣装姿で、「日本を代表するヒーローものに、出演できて、うれしく思います。これからは『ウルトラゾーン』の顔として、一生懸命頑張りたいです。台本を読んだ限りでは、シュールでコミカルな番組になりそうですけど、わたし自身はナチュラルな高田里穂隊員として、やっていけたらいいなと思います」と意気込みを語った。
またこの日の衣装については、「昭和っぽい気持ちに切り替わるというか、お気に入りです」とすっかりご機嫌。この日は、「帰ってきたウルトラマン」などに登場したベムスター、「ウルトラマン80」などに登場したホーも応援に駆けつけた。そんな新たな「同僚」たちに囲まれた高田は、「最初は怖いなと思いました。でもよく見ると動きもユニークで、かわいらしさもあって。怪獣と一緒に人前に出るのはなかなかないので、新鮮な気持ちです」とニッコリ笑顔になった。
「ウルトラゾーン」は、本物の円谷怪獣が登場するコントパート、本格特撮パート、新造形の怪獣によるコメディーなど複数のコーナーからなる30分番組。コントパートは、「もしも怪獣がマッサージを受けに来たら……」「もしも転校生が怪獣だったら……」「もしも宇宙人がカリスマ美容師だったら……」といったシチュエーションコントになる予定。高田も「わたしもコントをやりたいですね。せっかくなんで、巨大化して戦いたいです」と夢をふくらませている様子。
そして本格特撮パートは「ウルトラQ」を彷彿(ほうふつ)とさせる特撮ショートストーリーとなる予定。ほかにも新造形の怪獣を使ったコミカルなショートムービーのコーナーも設置されることがアナウンスされており、その映像のスタッフには西村映造、井口昇といった通好みのスタッフが集結するという。さらに番組のBGMはウルトラQ、ウルトラマンの音楽を再録音して使用。過去の名作に敬意を払いつつも、「女性層など新たな視聴者層を開拓していきたい」と番組関係者の鼻息も荒い。今年で45年という節目の年を迎えた「ウルトラマン」シリーズを記念してスタートする本番組。「ウルトラQ」以来の大人向けのウルトラ」と関係者が意気込むように、本番組がどのような内容となるのか、今から期待が高まる。(取材・文:壬生智裕)
バラエティー番組「ウルトラゾーン」は、10月16日から毎週日曜午後11時よりtvk(テレビ神奈川)などで放送予定