黒沢かずこ、結婚したいとしみじみ!?理想の男性は「光浦や大久保や椿鬼奴とも一緒に遊んでくれる人」

　お笑いトリオ・森三中の黒沢かずこが4日、港区・フジテレビマルチシアターで行われた主演映画『クロサワ映画2011 ～笑いにできない恋がある～』の女子限定トークイベントに登壇し、自身の結婚願望や撮影エピソードについて赤裸々に語った。

　本作で、お笑い芸人の光浦靖子、大久保佳代子、椿鬼奴と共に恋する女子をちょっぴり甘く、そして切なく演じている黒沢。昨年の『クロサワ映画』に続きラブストーリーに出演したことで、少し男性慣れできたそうで「前作よりも撮影中に男性自然に触れられるようになった自分を褒めてあげたいです」と自分の成長にっこり。撮影中は男性に触れるだけでも本当にドキドキしていたそうで「内心、うわ、男だよ！　って思っていたけれど、プライドが邪魔をしてドキドキしているのを悟られたくなくて、そっけなくしていました」とお笑いのようにはいかない、シャイな乙女心を明かした。

　また、この日はホットペッパーの読者から寄せられた質問に黒沢が答える質疑応答コーナーも開催。女子限定試写会とあって女同士でしか聞けない様々なリアリティーたっぷりの質問が寄せられた。結婚について聞かれた黒沢は「相方の大島（美幸）からも『結婚っていいよ』ってのろけられるんだけど、わたしもしたいよ」としみじみ。リアルに既婚者と独身の違いを感じた出来事として、「大島が夫婦でご飯に行くって言うのでついて行こうとしたら、結婚記念日だからって断られたんですよ。わたしも一緒に行きたいって駄々こねていたら、ケーキをくれて、切り分けている隙にまかれました」と独身ならではの!?　寂しいエピソードを披露。そんな経験もあってか、理想の結婚相手については「光浦や大久保や鬼奴とも、一緒に遊びたいって言ってくれる人と結婚したいな」と語った。

　そのほかにも、子どもについて「欲しいです。子どもがいたら子どものためにも生きられるし、身内が欲しいな」と願望があることを明かし、キスの持論やダイエットについても赤裸々に語るなど、黒沢の乙女な一面を披露するガールズトークは、観客の共感をさそっていた。

　本作は女性お笑いトリオ「森三中」の中で、ただ1人未婚の黒沢かずこを主人公に女芸人の悲哀を描き、第2回沖縄国際映画祭で2冠に輝いた『クロサワ映画』の第2弾。笑いは取れても恋とは無縁、クリスマスも仕事に明け暮れる人気芸人の切ない恋心と葛藤（かっとう）を、涙と笑いを交えてつづる。（取材・文：中村好伸）

映画『クロサワ映画2011 ～笑いにできない恋がある～』は11月26日より新宿バルト9ほか全国公開