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原田知世&大泉洋『しあわせのパン』矢野顕子と忌野清志郎による「ひとつだけ」の主題歌が流れる予告編解禁!

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共演を果たした原田知世と大泉洋
共演を果たした原田知世と大泉洋 - (C)2011「しあわせのパン」製作委員会

 原田知世大泉洋がW主演を務めている映画『しあわせのパン』の予告編が解禁され、ゆるやかな空気が魅力となっている本作の一端が明らかになった。夫婦を演じている原田と大泉のやり取りはもちろん、予告編全編にわたって流れる、矢野顕子忌野清志郎さんによる主題歌「ひとつだけ」が心をほっこり温かくしてくれる作品だ。

映画『しあわせのパン』予告編

 本作は北海道・月浦でパンカフェ「マーニ」を営む夫婦・りえさんと水橋くん、そして彼らのお店を訪れるお客の交流を描いた作品。タイトルにもなっている「パン」が焼き上がるシーンから始まる予告編には、おいしそうな食べ物がたっぷり。東京から北海道へと引っ越してきた夫婦を原田と大泉が好演しており、その緩やかな空気の中に時折挟まれる「電車は簡単に切り替わるのに、おれの人生は簡単に切り替わらないんだなあ」といった何気ないせりふが人生というものの重みを感じさせてくれる。平岡祐太をはじめとする共演陣も一見しただけで忘れがたい印象を残しているのは、まさに作品の力だろう。

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 そして、予告編の全編を包み込むように流れているのは、主題歌でもある矢野顕子と忌野清志郎による「ひとつだけ」。1980年に発表された同曲は、本作の三島有紀子監督が初めて自分で買ったレコードに収録されていた楽曲だといい、大人になって初めて忌野さんが参加したバージョンを聞いたときの心境を三島監督は「とっさに、いつかこの歌がエンディングに流れる映画を作りたいと思ったのです」と振り返っている。結果的には、その夢を長編デビュー作でかなえることになった三島監督は「この歌がなかったら生まれていなかった映画、です」と本作のことを評しつつ、「今のわたしの願いは、ひとつだけです。わたしが『ひとつだけ』を聞いて受けとった何かが映画を見てくださった方々に少しでも伝わりますように。もし伝わったとしたらそれはとても幸せだなと思います」とコメントを寄せている。

 本作は、2012年がデビュー30年となる原田知世と北海道発の俳優・タレントとして活躍する大泉洋が共演した作品。東京から北海道に移り住んだ夫婦が自然の中で生活していく姿を心地よく、時にちょっぴりビターに描いている。(編集部・福田麗)

映画『しあわせのパン』は2012年1月21日より北海道先行公開 1月28日より全国公開

映画『しあわせのパン』予告編 » 動画の詳細
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