ポルノを美化と非難された「ザ・プレイボーイ・クラブ」わずか3エピソード放送で打ち切りに
エディ・シブリアン主演のテレビドラマ「ザ・プレイボーイ・クラブ(原題) / The Playboy Club」が、わずか3エピソードを放送したところで打ち切られることになった。
同ドラマは1960年代シカゴのプレイボーイ・クラブを舞台にしているのだが、青少年に向き不向きなテレビ番組などをチェックしている団体“親たちのテレビ会議”が、「ポルノを美化している」と抗議をして話題に。全米で約20万人いると言われているポルノ依存症が深刻化している中、ポルノ産業が洗練されたものであるかのように飾り立てるのは恥ずべき行為だと非難し、民放であるNBCがこのような番組を放送するのはアメリカの家庭への裏切り行為だとコメントしていた。
モルモン教徒の多いユタ州ではすでに放送が中止されていたが、このことも含め、話題になっていたにもかかわらず第1エピソードの視聴率は振るわず、そこからは一気に視聴率が落ちていったとWENNは報じている。すでに撮影が終わっている未放送のエピソードはお蔵入りとなり、NBCはとりあえずこの時間帯をほかのドラマの再放送で埋めることにしたらしい。(澤田理沙)