オードリー若林の歌声に100人の観客が悲鳴!ディズニーアニメの挿入歌披露に「ディズニーさんに本当に申し訳ないです」
10日、ディズニーTVアニメシリーズ「フィニアスとファーブ」の初長編作品「フィニアスとファーブ/ザ・ムービー」の完成披露試写会&舞台あいさつが、スペース汐留FSで行われ、劇中で流れる挿入歌の吹き替えとゲスト声優を務めた、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰が登壇。視聴者親子100名が聞き耳を立てる中、若林がメインボーカルを務める挿入歌が流れると、会場からは悲鳴に近い歓声が上がった。
ディズニーのアニメ映画『ライオン・キング/ディズニー デジタル 3D』場面写真
エミー賞にノミネートされたこともあるディズニー・チャンネルのオリジナル人気TVアニメ「フィニアスとファーブ」。同作の中で、主人公たちが異次元を異動する際に流れる挿入歌があるのだが、その吹き替えをオードリーが担当している。しかもメインボーカルは、バラエティー番組で“歌ヘタ”として確固たる地位!? を築いた若林。一体どんな仕上がりになっているのか、多くの人が興味を持っただろうが「何度も言ってますが、何でぼくに歌の仕事なんでしょうね。誰と誰が話し合ってこうなったんですかね。狙いが分からない」と若林はこの日もぼやき節。さらに「これから聴いてもらえばわかりますが、明らかに作品のテンポを損なっていて、ディズニーさんに本当に申し訳ないです」と苦笑いを浮かべる。
と言いつつも、世界のディズニー。さすがにバラエティー番組で見せる“歌ヘタ”ではないだろうという周囲の期待を見事に裏切ったのは、それから数分後。場内に挿入歌が流れると、場内は大爆笑。そこにはいつもの若林の歌声があった。当の本人も「これが本当に流れるんですよ。レコーディングの時も『半音上げて』とか言われるんですけど、そんなのできたら、こんなじゃないですから。絶対コブクロさんとかがやったほうが良かったですよ」と自虐トークが続いた。
そんな若林を横目に、春日は今日もマイペース。ディズニーがオードリーを起用したことには「ついにアメリカから、見つかってしまったって感じ。ぼくらがアメリカに拠点を移したら、日本は寂しいでしょうね」。また作品の見どころを聞かれると「春日が出ているところが見どころです」といつもの調子。その都度、若林がツッコミをいれる、お笑い芸人オードリーが存在していた。
本作は、フィニアスとファーブが、暗黒の世界に引き込まれてしまい、そこから脱出しようと悪戦苦闘する姿を描いたシリーズ初の長編作品。若林はニュース番組のリポーター役、春日はニュースキャスター役を演じている。(磯部正和)
「フィニアスとファーブ/ザ・ムービー」は10月15日、20時よりディズニーチャンネルにて日本初放送。同日15時からは、特別編成番組「フィニアスとファーブ/ザ・ムービー 史上最大の初放送」を放送