『ブリジット・ジョーンズの日記』続編、監督が辞退!理由はアメリカ人だから…やっぱりイギリス人でなきゃだめ?
ユニバーサル・ピクチャーズが配給を手掛けることが決定している映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ第3弾で、メガホンを取るとされていたポール・フェイグ監督が辞退したことがわかった。イギリスの女性作家へレン・フィーリングが、18世紀に執筆され今でもイギリスで最も愛される恋愛小説として親しまれているジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」を基に、現代に生きる30代女性の結婚における悪戦苦闘を描き、イギリスのみならず世界中の女性の心をつかんだ小説「ブリジット・ジョーンズの日記」。その映画化にあたっては、アメリカ人女優レニー・ゼルウィガーが主演を務めることが物議を醸したこともあったが、デッドラインによると、フェイグ監督が辞退した理由も、自身がアメリカ人であるからという理由によるところらしい。
シリーズ第2弾『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』写真ギャラリー
シャロン・マグアイア監督、ビーバン・キドロン監督とイギリス人監督がメガホンを取った第1弾、第2弾は、脚本にも原作のヘレン・フィーリング氏が参加し、2001年と2004年に公開された。当初批判のあったレニーも、大幅な体重増加をして撮影に挑み、イギリス人の心もがっちりとつかんだ。第3弾では、第2弾『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』でめでたくマークと結婚したブリジットの結婚生活、妊娠、出産などが描かれる予定で、ヘレン・フィールディングが、小説と同時進行で脚本を執筆しているという。なお、主役のブリジットを演じたレニー、生真面目な男マークを演じたコリン・ファース、浮気男ダニエルを演じたヒュー・グラントは、第3弾にも続投すると言われている。果たして、再びこじれる(?)3人の恋模様を指揮するイギリス人監督は現れるのか? 1月の撮影開始を目指して急ピッチで監督選びが行われることになりそうだ。(編集部・島村幸恵)