トム・クルーズ主演の新作『ワン・ショット』にドイツの大御所ヴェルナー・ヘルツォーク監督が悪役出演
トム・クルーズが主演を務める新作映画『ワン・ショット(原題)/One Shot』で、ドイツの大御所監督、ヴェルナー・ヘルツォーク監督が悪役として出演することが決まった。
ヴェルナー・ヘルツォーク監督映画『バッド・ルーテナント』写真ギャラリー
この作品は、リー・チャイルド原作のベストセラー小説を映画化する犯罪スリラーで、映画『ワルキューレ』の脚本家クリストファー・マッカリーが監督を担う。ヘルツォーク監督は、トム演じる主人公ジャック・リーチャーと対峙(たいじ)するメーンの悪役「ザ・ザック」役に決まった。この役柄は、原作では80歳だが、現在ヘルツォーク監督は69歳。少々年齢の差はあるものの、ドイツを代表する映画監督として高い評価を受けてきたヘルツォーク監督の参加は作品に深みを与えるのでは、とも期待されている。ヘルツォーク監督はこれまでにも、2007年のハーモニー・コリン監督作『ミスター・ロンリー』への出演やアニメ「ザ・シンプソンズ」で声の出演をするなど、カメラの前後で活躍しており、トムとの競演でどんな効果が出るのか楽しみなところだ。(竹内エミコ)