マリリン・モンローのヌード写真がニューヨークでオークションへ出品
マリリン・モンローが無名時代に撮影したことで知られる有名なヌード写真が、ニューヨークでオークションにかけられることになった。
この写真は1949年、マリリンがまだ駆け出しで仕事のない時代に、写真家のトム・ケリーから50ドルのギャラをもらって撮影した写真。赤いヴェルヴェットの布の上に裸で横たわるマリリンを映したもので、これまでにもマリリンのカレンダーなどに使われている。マリリンはこの時のギャラで車の月賦を支払い、ハリウッドでの仕事探しに出かけたという。その後、女優として注目され始めた1953年、この写真が雑誌「プレイボーイ」創刊号に使用され、マリリンは「セックス・シンボル」としてその知名度を一気にあげ、スターへの道を切り開いた。
オークションではこの写真のほか、1955年に撮影されたシンプルな写真も出品される。こちらはヌード写真とは対照的に、マリリンがほとんどメークなしの顔で帽子を被り、あまり表情のない顔をしたもの。オークションは10月18日にニューヨークのスワン・オークション・ギャラリーで行われる予定だ。(竹内エミコ)