シャーリー・マクレーン、アメリカ映画協会の生涯功労賞を受賞
女優として50年以上のキャリアを誇るシャーリー・マクレーンが、アメリカ映画協会(AFI)の生涯功労賞を受賞することになった。
シャーリー・マクレーン出演映画『ココ・シャネル』写真ギャラリー
シャーリーは、1955年にアルフレッド・ヒッチコック監督の映画『ハリーの災難』で映画デビューし、以後、オードリー・ヘプバーンやジャック・レモンなど、ハリウッドの名優たちと共演してきた。1983年の映画『愛と追憶の日々』ではアカデミー主演女優賞を受賞、またフランスでは権威ある文化勲章、レジオン・ドヌールも受章している。その活躍ぶりは今も健在で、最近では、リチャード・リンクレーター監督の新作コメディ『バーニー(原題)/Bernie』に出演、アメリカで来年3月に公開予定だ。
AFIのハワード・ストリンガー会長は、「シャーリー・マクレーンは大作から小作品まで、精力的にスクリーンを彩ってきた」と語り、シャーリーの女優としてのキャリアを賞賛している。これまで、AFIの生涯功労賞はオーソン・ウェルズやベティ・デイヴィス、ジーン・ケリー、カーク・ダグラス、エリザベス・テイラー、マーティン・スコセッシ監督などが受賞している。授賞式は2012年6月7日にロサンゼルスで開催される予定。(竹内エミコ)