人気急上昇中、松坂桃李、ファンイベントで福山雅治の「道標」を熱唱!
16日、東京TFTホールにて、映画、テレビドラマなど話題作への出演が続いている俳優の松坂桃李(とおり)が、ファンイベント「トオリミチ2011」を開催し、会場に駆けつけた1,000人の前で、福山雅治の「道標」を熱唱。歌にトークに、サプライズ演出にとファンにはたまらないイベントとなった。
松坂桃李出演映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』写真ギャラリー
公開中の映画『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』や11月19日公開の映画『アントキノイノチ』など話題作への出演が相次いでいる俳優・松坂桃李。2012年前期に放送されるNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」への出演も決まっており、その勢いはとどまることを知らない。そんな松坂が自身の誕生日(10月17日)を目前に「トオリミチ2011」と題したファンイベントを行った。このイベントは2009年から毎年行われ、今年で3回目を迎えるが、これまで出演した作品のメイキングや、自身が「出演してみたい」と話していたTBS系で放送中の「A-Studio」のパロディー版トーク「T-Studio」やファンからの質問コーナー、プレゼント大会など内容盛りだくさん。
トーク中には出演映画『アントキノイノチ』で「(登山の撮影で)マネージャーは大したことないって言っていたのに、実際現場に行ったら、(リポビタンDのCMの)ファイト一発! みたいな断崖絶壁ですごいきつかった」と撮影当時を振り返ったり、来年公開予定の映画『麒麟の翼』で、主演の阿部寛とのほのぼのとしたエピソードを披露し「阿部さんみたいな役者を目指したいって改めて思いました」と真剣な表情で語ったりとファンを魅了する。
そして、イベント最後には「いま、こうしてここに立てているのは、育ててくれた両親、応援してくれるファンやスタッフのおかげです」と深々と頭を下げ「そんな方々に、どうやって感謝の気持ちを伝えられるかと考えて、歌うことにしました」と福山雅治の「道標」を熱唱。「歌詞にすごく共感できたし、自分の感謝の気持ちを伝えるのにはピッタリの曲」と選曲理由を明かす。そんな松坂だが「歌はあまり得意ではないので、相当緊張した」とイベント終了後、心情を吐露。「歌手への道も?」という質問には「一切ありません! 役柄として(役柄で歌うことは)あるかもしれませんが、CDを出したりというのは、プロの方には失礼ですから」と謙遜するが、その発言の裏には“役者として頑張っていく”という強い意気込みが込められているように感じられた。(磯部正和)
ファンイベント「トオリミチ2011」は22日大阪、23日福岡で合計6公演を行う