マット・デイモン、ポール・グリーングラス監督と再びボーン映画を作ることに期待
大ヒット映画『ボーン・アイデンティティー』シリーズ3作品で主人公ジェイソン・ボーン役を演じてきたマット・デイモンが、もう一度ボーン役を演じる意欲があることを語っている。
マット・デイモン出演、ポール・グリーングラス監督映画『ボーン・アルティメイタム』写真ギャラリー
4作目となるシリーズ最新作、『ザ・ボーン・レガシー(原題)/The Bourne Legacy』では、これまで監督を担ってきたポール・グリーングラス監督が契約を交わさず、グリーングラス監督との再タッグを強く望んできたマットも出演しないことに。製作スタジオのユニバーサルは、新たな主人公を設定し、前3作で脚本を担ってきたトニー・ギルロイを監督にシリーズを「新生」する試みに出た。そのため第4作では「ジェイソン・ボーン」という役は登場せず、新たな主役として、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーの出演が決まっている。
マットはグリーングラス監督とは映画『グリーン・ゾーン』でも組み、お互いに強い信頼感を持っている。これまでも、新たなボーン映画へ出るならグリーングラス監督と組むことが条件、と語ってきたマットだが、その思いは今も変わらないよう。ウェブサイト「Shortlist.com」のインタビューのなかでマットは、「僕やポール監督に、もうボーン映画をやらせないというわけじゃないのなら、スタジオが別のボーン映画を作ることは構わないよ。僕はぜひポールともう1本作りたいし、いつか実現すると思う。でも今のところはスタジオが新作を作っているし、僕はジェレミー・レナーの大ファンでもあるんだ。彼は素晴らしい仕事をすると思うよ」とコメント。グリーングラス監督と組んで新たなボーン映画を作ることについて「まだ望みを持っているんだ」と、実現へ望みを持ち続けていることを語っている。(竹内エミコ)