鈴木福、劇団ひとりもベタ褒め!初アフレコでも天才子役ぶりを披露!
20日、東京・オムニバス・ジャパン 赤坂ビデオセンターにて、映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』の日本語吹き替え版アフレコが行われ、主人公の子どもペンギン・エリックを演じる「マル・マル・モリ・モリ!」でおなじみ鈴木福と、その父ペンギン・マンブル役の劇団ひとりが登場し、息の合った親子ぶりを披露した。
映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』場面写真
今回、劇場公開アニメーション映画の吹き替えは初となる鈴木。アフレコ現場には、若干緊張の面持ちで入ってきたものの、いざマイクの前に立つと、目つきが一変。さすが天才子役との呼ばれるだけあって、その堂々とした姿には、取材の報道陣も圧倒されていた。
父役を演じた劇団ひとりも、鈴木との共演について、「本当に天才子役と言われるゆえんがよくわかりますね。素晴らしかった。とってもかわいらしい」とベタ褒め。「とても7歳とは思えないほどしっかりしている。さっきエレベーターで乗り合わせたとき、目的の階についたら、普通子どもは自分からわーっと先に行くじゃないですか。でも福くんは、『どうぞ』って譲ってくれて」と鈴木の大人びたエピソードを語った。
それを聞いていた鈴木は、はにかんだ笑顔を見せる。初アフレコは意外とスムーズにこなせたのかと思いきや、「難しかった」と告白。特に「絵に声を合わせなきゃいけないっていうのが難しかった」とのことで、「エリックが、(ほかのキャラクターに)いろいろと教えてあげるシーンでは、優しく言うようにしたりしました」と自分なりのコツも披露。初挑戦ながら、早くもアフレコの技をつかんだようで、「ペンギンが歌ったり踊ったり、面白いシーンも、僕が笑えるシーンもたくさんあります。みんなに観てほしい」と大人顔負けのしっかりした口調でアピールした。
映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』は、第79回アカデミー賞長編アニメ賞を受賞した大ヒットアニメーションの続編。前作の主人公・マンブルは、タップダンスが得意なペンギン。だが、息子のエリックはダンスを嫌っている様子。そりの合わない父子関係を改善しようとするマンブルの奮闘を描いた作品だ。前作同様、映画『マッドマックス』シリーズのジョージ・ミラー監督がメガホンを取り、振り付けのセイヴィオン・グローヴァー、音楽のジョン・パウエルら、主要スタッフが再集結した。(取材・文:尾針菜穂子)
映画『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』は11月26日より全国公開(3D/2D同時公開)