『クロウ/飛翔伝説』のリメイク作品で、フアン・カルロス・フレスナディージョ監督が降板!
1994年に制作されたブランドン・リー主演の映画『クロウ/飛翔伝説』のリメイク作品で、メガホンを取る予定だった映画『28週後…』のフアン・カルロス・フレスナディージョ監督が、急きょ降板したことがMovieweb.comによって明らかになった。
ファン・カルロス・フレスナディージョ監督映画『28週後…』場面写真
これは、製作/配給会社レラティヴィティー・メディアが企画しているリメイク作品で、2か月前に主演予定だったブラッドリー・クーパーが、映画『パラダイス・ロスト(原題) / Paradise Lost』の出演を理由に降板し、さらに新たにフアン・カルロス・フレスナディージョ監督も降板することになったようだ。
この企画はトラブル続きの作品で、上記に挙げた人物の降板だけでなく、オリジナルの作品を手掛けたミラマックスの設立者であるハーヴェイ・ワインスタインが、ワインスタイン・カンパニーを通して、この映画のリメイクの配給権に関して、レラティヴィティー・メディアに訴えを起こしていた。
今のところ、フアン・カルロス・フレスナディージョ監督の降板理由は正式に明らかにされていないが、彼が執筆していた脚本を、映画『ウォッチメン』の脚本家アレックス・ツェーが改稿したり、上記のようなトラブル続きが問題であるとみられている。さらに監督の代役として映画『アルマゲドン・パニック』のF・ハビエル・グティエレス監督が候補に挙げられているようだが、まだ正式に決まっていない。一方、ブラッドリー・クーパーの代役も、マーク・ウォールバーグやチャニング・テイタムが候補に挙がっているが、同じく決まっていないようだ。
オリジナルの作品では、主演俳優のブランドン・リーが撮影中に発砲事故で亡くなっているため、ある意味では製作すべき作品ではないのかもしれない。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)