チェーホフの「かもめ」映画化 デヴィッド・ドゥカヴニーとヘレン・ハントが出演
テレビドラマ「X-ファイル」シリーズのデヴィッド・ドゥカヴニーが、ロシアの劇作家チェーホフの戯曲「かもめ」を映画化する作品『リラティブ・インサニティ(原題)/Relative Insanity』へ出演することになった。
デヴィッド・ドゥカヴニー出演映画『X‐ファイル:真実を求めて』写真ギャラリー
Deadline.comによると、映画化作品では舞台をロシアからニューヨークへ移し、主人公の女優イリーナと作家志望の息子コンスタンティンとの関係を描いていく。ヘレンがイリーナ役を演じ、デヴィッドはイリーナと愛人関係にある作家、トリゴーリン役を演じるよう。ふたりのほかに、映画『ナイト&デイ』のマギー・グレイス、ジョアン・チェンも出演する。
戯曲「かもめ」はロンドンやニューヨークで舞台化されており、2007年にロンドンのロイヤル・コート劇場で上演された舞台でクリスティン・スコット・トーマスやキャリー・マリガンが出演。また、別のキャストでイギリス王立劇場でも上演されている。映画版の撮影は来年から開始される予定。(竹内エミコ)