『ダークナイト』続編、ニューヨーク・ウォール街デモの撮影を敢行!?キャスト陣に通達
クリストファー・ノーラン監督の最新作、映画『ダークナイト ライジング』の撮影が、先日よりニューヨーク・ウォール街を中心に始まったデモの真っただ中で行われる可能性が高くなった。24 Framesが報じているもので、撮影自体は今月末より2週間の予定で行われるという。
すでにインド、ピッツバーグ、ロサンゼルスでの撮影を終えている本作。次の撮影地はニューヨークになるが、24 Framesによると、ただ街で撮影を行うのではなく、先月より始まったウォール街デモ「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」の中での撮影を製作陣は意図しているらしい。同サイトは製作陣がキャストたちに「デモの中で撮影する」と通達したと報じており、詳細は明かされていいないものの、一風変わった撮影になることは間違いなさそうだ。
世界的大ヒットを記録した『ダークナイト』の続編ということもあって注目度も高い作品である本作。だが、ノーラン監督は秘密主義を貫いており、ストーリーなどはもちろん、キャストなどの情報も撮影中に明らかになることがこれまでは多かった。それだけに、公開前にニューヨークの撮影シーンがどのように使われるのかが明らかになることは考えにくく、公開後のお楽しみとなりそう。気になる公開は来年夏を予定している。(編集部・福田麗)
映画『ダークナイト ライジング』は2012年夏公開