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岡田将生が英語でスピーチ?榮倉奈々はファーをあしらったゴージャス衣装で登場し会場を魅了!

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英語でスピーチをした(?)岡田将生とゴージャスなファーをあしらった衣装で登場した榮倉奈々
英語でスピーチをした(?)岡田将生とゴージャスなファーをあしらった衣装で登場した榮倉奈々

 現在開催中の第24回東京国際映画祭で映画『アントキノイノチ』のプレミア上映会が24日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、岡田将生榮倉奈々原田泰造瀬々敬久監督が出席した。この日ファーをふんだんにあしらったゴージャスな衣装で登場し、紅一点として会場を華やかに彩った榮倉は、「観る方の状況によって、それぞれのテーマができる映画です」と笑顔で映画をピーアールした。

映画『アントキノイノチ』場面写真

 本作で榮倉と共に主演を務めた岡田は、この舞台あいさつが東京国際映画祭のイベントのひとつであることを意識して、「ア~、アイアム、マサキ・オカダ」とあいさつして会場は笑いの渦に。「どうせなら、ちょっと楽しくやりたいと思いまして(笑)」とノリノリの岡田は、「僕自身、人と人とのつながりを扱ったこの映画がとても大好きです! 観終わった後に、僕と同じような気持ちになっていただければうれしいです!」とさわやかに語った。その後、本作が東京国際映画祭で行われているチャリティー「TIFF ARIGATOプロジェクト」に参加していることにちなみ、「今、『ありがとう』と言いたい人は誰?」と聞かれた岡田は「恥ずかしいけど、自分の家族が今この場にいます。いつも支えてくれて、ありがとう……」と家族が会場にいることを明かし照れまくっていた。

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 一方、榮倉は「わたしが演じた久保田ゆきという子は、生き残ってしまった罪悪感を持ちながら、それでもまっすぐに生きていきたいという思いを持っている女の子。その女の子が、岡田くん演じる杏平と出会って、『生きていればそれでいい』という希望を持つようになった、とわたしは解釈しています」と最初は真面目な表情で語り始めるも、「……なんかいろいろめんどうくさいことを言ったんですけど(笑)、とにかくこの映画は、『命』とか『生きる』ことがテーマ。年齢や性別など観る方自身の状況によって、それぞれのテーマができる映画だと思うので、ぜひ楽しんでください!」と途中からは榮倉らしい屈託のない笑顔で観客に作品をアピールしていた。

 そして、瀬々監督は「撮影は今年の3月にクランクインしました。それから撮影中に東日本大震災という大変な出来事が起こって、映画を撮っていてもいいのかと悩んだときもありました。ですが、テレビの報道で被災者の方々が、がれきの中から写真や遺品をひろう姿を見て、この映画を作るべきだと考えを改め、スタッフ一丸となって作った映画です」と真摯(しんし)な表情でこれから作品を観る観客に語りかけていた。

 『アントキノイノチ』は前作『ヘヴンズ ストーリー』で第61回ベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞とNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した瀬々敬久監督が、歌手のさだまさしによる同名小説を映画化したヒューマンドラマ。過去に心の傷を負った若い男女が、遺品整理業という仕事を通じて再生していく姿を描く。第35回モントリオール世界映画祭イノベーションアワード受賞作。(古河優)

映画『アントキノイノチ』は11月19日より全国公開

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