イギリス王室ハリー王子とパブのウエイトレスの抱擁写真に渦中のウエイトレスが「キスはしていない」

　イギリス王室チャールズ皇太子の次男、ヘンリー・オブ・ウェールズ、通称ハリー王子は、これまで幾多ものスキャンダルを巻き起こしてきた。11歳で酒や煙草に手を出し、名門イートン校に入学したばかりの14歳にアルコール依存症を発症、2002年にはマリファナ吸引騒動を起こしている。卒業ギリギリの最低ランクの成績だったため、大学には進まず、軍隊に入ることを志願したのだそう。

　軍隊訓練のため米カリフォルニア州に滞在中の10月7日、ハリー王子は友人たちとサンディエゴのパブを訪れ、そこでカクテルウエイトレスとして働いていたジェシカ・ドナルドソンに出会った。ジェシカは、英サンデー・ミラー紙に「ハリーは、本物の王子様だったわ。すごくスイートで、わたしを笑わせるようなこともしてくれた。すごく彼に好意を持ったけれど、みんなに真実を知ってもらうために、こうして発言することにしたの。彼とは決して寝てないし、ハリー王子は終始ジェントルマンとして振る舞っていたわ」と話している。

　しかし、ハリー王子にとってジェシカは、自分たちのテーブルに給仕してくれたウエイトレスという存在を、やや上回るものでもあったようだ。サンデー・ミラー紙によれば、22日土曜日に、ハリー王子は友人を介してジェシカの携帯に、サンディエゴから20分ほど車で離れたソラナ・ビーチにあるベリー・アップ・タヴァーンに招待するメールを送った。

　ピープル誌によると、そこで撮られた写真に、二人が抱擁しているかのように見えるものがあるが、キスはしていない、とジェシカは明言している。

　個性豊かにプライベートライフを楽しんでいるように見えるハリー王子、ここでは英国紳士っぷりを見せつけたようだ。（鯨岡孝子）