綾瀬はるか主演『ホタルノヒカリ』で四角関係勃発!!松雪泰子&NEWS手越がホタルとぶちょおの仲を脅かす!!
2012年初夏に公開される綾瀬はるか主演の映画『ホタルノヒカリ』に、松雪泰子と人気アイドルグループNEWSの手越祐也が出演することがわかった。2007年に第1弾、2010年に第2弾が放送され、主人公を表した“干物女”という言葉がその年の流行語大賞にノミネートされるなど一大ムーブメントを引き起こしたテレビドラマ「ホタルノヒカリ」の劇場版となる本作では、イタリア・ローマを舞台に、ついに結婚した綾瀬演じる雨宮蛍と藤木直人演じる“ぶちょお”こと高野誠一の新婚旅行が描かれる。松雪は、イタリア版干物女・冴木莉央役、手越はその弟・優役で出演し、まさかの四角関係に! ホタルとぶちょおの仲を脅かすという。
山田姐さん(板谷由夏)と二ツ木さん(安田顕)に部長の夢は「愛する人とローマの休日」だと聞き、ローマへと新婚旅行に出掛けるホタルとぶちょお。そこで出会う松雪演じる莉央は、ある出来事をきっかけに、大切なものをすべて失い、無気力&ネガティブに。わけあってイタリアで生活しているイタリア版干物女という役どころだ。突然弟にぶちょおをフィアンセだと紹介してしまうという。松雪は、今回演じた莉央について、「一見行動は同じかもしれないですけど、ホタルちゃんとはまた違うキャラクター」「人生のすべてを捨ててしまっていて、無気力で、ホタルとは違う意味での、やさぐれ感のあるイタリア版干物女」と説明。テレビドラマから続いてきた作品に映画から飛び込むのには苦労したようだが、「イタリア版の干物女という役を新たに構築していくのは大変でしたが、作品が持つ、抜けのいい空気感と、イタリアの空気がとても合っていて、イタリア人スタッフも、本当に陽気でポジテイブな人たちばかりだったので、楽しく演じさせてもらいました」と撮影を振り返っている。
一方、松雪演じる莉央の弟でピュアで天然すぎる青年・優は、飛行機で偶然隣り合わせたホタルと意気投合していくことになる。演じた手越は、「ドラマシリーズ1、2と見ていて、リズム感もすごく好きでしたし、パート1のときは、なかなか男の気持ちに気付かないホタルにテレビの前でイラッとしたりとか、感情移入しながら見ていました。自分が視聴者として見ていた作品の世界観に、後から加わるという経験がなかったので、ホタルとぶちょおさんとの画に加わって一緒にお芝居できるのがすごく楽しみでした」とドラマのファンであったことを告白。「現場の雰囲気も、こういう作品なのでスタッフさんも明るくて、イタリア人スタッフさんも明るくて。作品のままの現場だなという感じで、すごく親しみやすかったです」と撮影現場の様子を明かしている。
女性漫画雑誌「Kiss」に連載されたひうらさとるの同名漫画が原作の「ホタルノヒカリ」。映画化にあたっては、テレビドラマ版から引き続き吉野洋が監督を、水橋文美江が脚本を務め、イタリアロケを敢行。往年の名作『ローマの休日』さながらローマの街を駆け巡った。職場ではきっちりOLなのに、プライベートではだらだらと生活し、男っ気がまったくない主人公の蛍が、ひょんなことから同じ職場の高野部長と一軒家で同居生活を送ることになり、恋心を取り戻していったホタル。せっかくの新婚旅行だというのに現れた莉央と優という強力なライバルに、ホタルとぶちょおはどう立ち向かうのか? すでに16日にクランクアップを迎えた本作は、来年初夏の公開を目指して編集作業を行っていく予定だ。(編集部・島村幸恵)
映画『ホタルノヒカリ』は2012年初夏公開予定