『ハリポタ』ロンはシリーズの途中で死ぬ予定だった!原作者がダニエル相手にぶっちゃけトーク!-初公開映像
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のDVD&ブルーレイが11月16日に発売されることを記念して、原作者のJ・K・ローリングがシリーズの途中でメインキャラクターの一人であるロンを殺そうとしたことがあると打ち明けている、主演ダニエル・ラドクリフとの特別対談映像が解禁された。
『ハリー・ポッター』ラドクリフ&原作者特別対談映像PART1
『ハリー・ポッター』シリーズの主役といえば、ハリー、ロン、ハーマイオニーの仲良し三人組。映画版では、演じたダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンの三人の成長が大きな見どころの一つとなっていた。対談中、ふとダニエルが同シリーズについて「主役の三人のうち、一人がいつか死ぬんじゃないかと(思っていた)」と不安を漏らすと、J・K・ローリングは「私は最初から誰も死なせないことに決めていたの」と言下に否定。だがその後シリーズを書き進めるうち、誰か一人を殺そうと考え始めたことを明かした。
その一人とは、映画版でルパートが演じたロン。ハリー・ポッターの親友、そしてシリーズ後半ではハーマイオニーの恋人として重要な役割を果たしているが、それをあえて殺そうと思ったのは、J・K・ローリングいわく、「純然たる嫌がらせ」とのこと。これはさすがのダニエルも大笑いしていた。
シリーズの、そしてロンのファンならば、本当にそうならなくて良かったと思える今回の原作者の告白。現在はその決断を下さないでよかったとJ・K・ローリングは思っている様子であり、「今、その話ができるというのは、本当にほっとするわ」と何か重荷を下ろしたような顔をしているのが印象的だ。ダニエルも、ルパートが途中で退場ということになっていたら、現在のような充実感を覚えることはなかったかもしれない。真剣な顔で「そうでしょうね!」と相づちを打つダニエルの表情は、そこにはいないルパート、そしてロンへの深い友情をうかがわせていた。(編集部・福田麗)
DVD&ブルーレイ『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は11月16日発売 税込み価格: 2,980円(DVD)、3,980円(DVD&ブルーレイセット)ほか複数仕様あり