陣内智則、キム兄の婚約を祝福!自身の交際も順調!
俳優の今井雅之が原作・脚本・演出を手掛ける舞台「THE WINDS OF GOD ~生きる勇気を伝えたい~」に出演するお笑い芸人の陣内智則が、1日、都内劇場にて、初日公演に先駆け行われたゲネプロ後の囲み取材に出席し抱負を語った。本作には、今井と陣内のほか、長原成樹、本郷壮二郎、岡安泰樹、重松隆志、江藤聖矢、倉田亜味、香取佑奈、橘茉里香らが出演者として名前を連ねている。
今井の劇団といえば、過酷なトレーニング「肉練」で知られるが、なんと陣内はけいこ初日に貧血を起こして倒れたのだとか。さすがに今井はキレかけたというが、「5分の休みで帰ってきたので……」とそこは納得したそう。一方の陣内は「本当は2時間くらい休みたかった」と本音をポロリ。それでも今井が「訓練で脱走するかと思ったが、ついてきてくれたのでびっくりした」とコメントすると、陣内は「僕、本当に頑張りました! 身も心も鍛えられていったので、皆さんに是非観てほしい」と肉体的、精神的に成長したことを強調。陣内は、今回の舞台出演で新境地を開いたようだ。
そんな陣内について「もっとちゃらんぽらんで、あほみたいな奴と思っていたけれど、ビックリするほど成長した」と話す今井。漫才師役ということで、何度もダメ出したことを明かした陣内も、舞台の大変さを感じたと同時に「今井さんにはいじめられましたが、芸人じゃない男の部分を出してもらえた」と感謝の言葉を口に。その今井は、陣内のホットな話題にも触れ「うわさになっている? 相手は誰? どの?」と強烈に突っ込みを入れ、陣内をあわてさせる。陣内は「聞かんといて~」と逃げていたが、「(彼女は舞台を)観に来てくれるの?」と続ける今井の執拗(しつよう)な突っ込みに、「観に来ると思いますよ。そうしたらちゃんと紹介しますから」と観念。それでも、「日本人ならこみ上げるものが必ずある作品です!」と突然つきつけられた死という現実を通じて命の尊さを訴える本作をしっかりアピールした。
またこの日は、女優・西方凌との婚約が報じられたキム兄こと木村祐一についてもコメントを求められた陣内。婚約報道には「ほんまですか?」と驚いた顔を見せ、「お相手の方には何度かお会いしたことがあるんですが、おきれいで本当にいい方です。幸せになっていただきたい!」と心からの祝福を贈っていた。
今井のライフワークともいえる本作は、1988年、前身となる「リーインカーネション」初演以来、国内外で高く評価されており、戯曲でブロードウェイでも上演されているほか、映画やテレビドラマにもなっている。現代から太平洋戦争末期にタイムスリップし、神風特攻隊員としてゼロ戦に乗り込むことになになってしまった漫才コンビ2人組の姿を描く。(福住佐知子)
舞台「THE WINDS OF GOD ~生きる勇気を伝えたい~」は本日1日の新宿・シアターサンモールでの開演を皮切りに12月12日の京都まで全国12か所で20公演される。