12歳・荒川ちかが国際映画祭で最優秀女優賞受賞の快挙!「遠い国の人にも日本を知ってもらえたらうれしい」
ロシア映画『ヤクザガール 二代目は10歳』でヒロインを熱演した12歳の女優・荒川ちかが、ルーマニアのコメディ・クルージュ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。荒川は受賞の喜びを監督やスタッフ、ファンのおかげと表現しながらも、本受賞をきっかけに各国で本作が上映され「遠い国の人にも日本を知ってもらえたらうれしい」と大人顔負けのコメントを発表した。
浅野忠信が主演した映画『モンゴル』(2008年公開)でメガホンを取ったロシアの名匠セルゲイ・ボドロフが、荒川をヒロインに迎えた最新作『ヤクザガール 二代目は10歳』。ヤクザの組長にでき愛されている孫娘(荒川)が、ひょんなことからロシアの大地で珍道中を繰り広げるコメディー作品だ。撮影当時10歳だった荒川は、ロシア語のセリフもマスターし、迫真の演技を披露している。
そんな荒川の演技がルーマニアのコメディ・クルージュ国際映画祭で評価され、見事に最優秀女優賞を受賞。この快挙に「監督、スタッフさん、そしていつも応援してくださるファンのみなさんのおかげです」と謙虚に喜びを語った荒川だが、「いろいろな国で上映されて、遠い国の人にも日本を知ってもらえたらうれしいです」と作品の出来に自信をのぞかせるような胸中を明かした。
現在NHKで放送中のドラマ「ビターシュガー」での好演も光る荒川の今後の活躍にも目が離せなくなりそうだ。(編集部・小松芙未)
映画『ヤクザガール 二代目は10歳』は銀座シネパトス、新宿K's Cinemaほかにて全国順次公開中