福島みずほも熱いメッセージ!復興に向け踊るハワイアンズのフラガールたちを、国会議員が激励!
3月の震災後、復興に向けて奮闘するフラガールたちの今を伝えるドキュメンタリー映画『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』の国会議員を招待した特別上映会が永田町・憲政記念館にて行われ、総勢5名のフラガールたちが舞台あいさつに登壇した。この日は、同じ女性としてフラガールたちを激励したいと、社民党党首の福島みずほ議員も出席、加えて地元福島選出の渡部恒三議員らも彼女たちにエールを贈るべく舞台に立った。
映画『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』写真ギャラリー
舞台あいさつでは、フラガールたちが「タフアフアイ」の曲に合わせて踊りながら登場、会場を盛り上げた。今年の3月に起きた東日本大震災で、福島県のレジャー施設、スパリゾートハワイアンズも被害を受け、踊る場所を失ったフラガールたち。そんな中で彼女たちは、「フラガール全国きずなキャラバン」と銘打ち、5月3日のいわき市内にある避難所への慰問を皮切りに、全国26都道府県から韓国ソウルまで125か所で震災復興を願っての巡業公演を行ってきた。この日もそんな彼女たちの踊りに対し、会場からの大きな拍手が起こり、フラガールたちも感無量といった面持ちに。
そして本作のメガホンを取った小林正樹監督は、登壇すると「福島を助ける力のある人にぜひ観ていただきたい。力を与えていただきたい」と議員を招待した、この日の特別上映の意義を訴えた。その中の一人として、激励に駆けつけた福島議員は「心からフラガールたちの活動を応援したい」と熱いメッセージ。
また地元福島県選出の渡部議員も「平成の水戸黄門と呼ばれています」とユーモラスに語りかけて会場を沸かせた後、フラガールたちの全国行脚をねぎらい、その奮闘ぶりを称えた。そして、「さっき、フラガールのかわい子ちゃんたちと一緒に写真を撮ったら、20歳は若返ったなあ」とコメントして観客の笑いを誘うと、最後に「がんばっぺ! 福島県! がんばっぺ! 日本! 新しい、明るい福島県を作りますので、皆さん応援してください!」と力強く呼び掛けていた。
本作は、福島県・スパリゾートハワイアンズのフラガールたちが日本に元気を届けようと復興へ歩む姿を追ったドキュメンタリー映画。同施設は10月に1部の施設で営業を再開。厳しい状況が続いているが、来年1月に全館グランドオープンを目指している。本物のフラガールたちにエールを送るべく、本作では、スパリゾートハワイアンズの前身である常磐ハワイアンセンターをテーマにした映画『フラガール』で主演した蒼井優がナレーションを担当している。
映画『がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中