2012年にブレイクするのは、ジョセフ・ゴードン=レヴィットに決まり!ノーラン監督やスカヨハまで魅了!?
2012年にブレイクしそうなハリウッド・スターとして、映画『インセプション』『50/50 フィフティ・フィフティ』などに出演した、ジョセフ・ゴードン=レヴィットに注目が集まっている。
ブラッド・ピット主演の映画『リバー・ランズ・スルー・イット』で映画デビューを果たしたジョセフ。2009年全米公開のマーク・ウェブ監督のラブコメディー『(500)日のサマー』では、エキセントリックなヒロイン・サマーに振り回されまくる青年トムを好演。その草食系男子的な柔らかい笑顔が女性の心をつかみ、人気が急上昇。本作でゴールデン・グローブ、インディペンデント・スピリット賞にノミネートされるなど、見事ブレイクを果たした。最近では、あのセクシー女優のスカーレット・ヨハンソンとの恋のうわさも取りざたされるなど、今ハリウッドで注目される俳優の一人だ。
彼がブレイクする理由には、その甘いルックスのほかに役者としての幅広さがあげられる。クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』では、レオナルド・ディカプリオふんするコブの相棒・アーサーをクールに演じ、映画『G.I.ジョー』では悪の組織「コブラ」のボス、コブラコマンダーを怪演。そしてナタリー・ポートマンと共演した映画『メタルヘッド』ではさわやかな印象を封印し、ロン毛に半裸で、焼けたふんを地面にたたきつけたり、ヘビメタを聞いて暴れ回るという一風変わった男ヘッシャーにふんし、存在感ある演技を見せつけた。
そして最新作『50/50 フィフティ・フィフティ』では、27歳でがんを患い、生存率50パーセントと宣告をされる主人公・アダムを演じている。実はこの役、当初はジェームズ・マカヴォイが演じるとされていたが、急きょ降板し、かわりに出演することになったのがジョセフだったという。しかし数日の準備期間で演じたとは思えない見事な演技力で、葛藤(かっとう)しながらも生きる喜びを取り戻していく青年を体現してみせ、本作で丸刈りにするという、役づくりも披露している。もちろん、チャームポイントである癒し系の笑顔も健在だ。ノーラン監督の映画『ダークナイト』の続編『ダークナイト ライジング』ではゲイリー・オールドマン演じるジェームズ・ゴードンの部下、ジョン・ブレイク役の出演も決定するなど、2012年にブレイクする俳優として、今後の活躍に目が離せない。
『50/50 フィフティ・フィフティ』は、コメディー俳優セス・ローゲンの親友で、ガンを克服した脚本家ウィル・ライザーの実話を基に、余命わずかと宣告された主人公・アダムや周囲の人々の姿を、笑いと涙を交えてつづるハートフル・ドラマ。(編集部:山本優実)
映画『50/50フィフティ・フィフティ』は12月1日より公開